...もし又一番に申し来り候はば...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...先生の一番にしたのは「泰ちやん」――下駄屋「伊勢甚(いせじん)」の息子木村泰助(きむらたいすけ)君の作文だつた...
芥川龍之介 「本所両国」
...そのイの一番に大切な信心の木履の音もしない享楽の街の東雲(しののめ)...
安西冬衛 「大阪の朝」
...僕が第一番に味わってみようというわけさ...
海野十三 「火星兵団」
...第一番に荒川が登壇して...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...その晩イの一番にやって来たが...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...赤ん坊の顔に私は一番に眼を落した...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...この禿を第一番に見付けたのは姉のとん子である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...第一番にシャクにさわるのは...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...第一番に逢ったのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「その幸右衛門は来ているのか」「第一番に飛んで来て...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...第一番に、二年も使わないという黒衣が、埃を冠っておりますが、畳み目も崩れて衣裳棚へ抛(ほう)り込んであり、道具裏には天井から下がった太縄が三筋も四筋もある上、壁や羽目に足掛りがあって、軽業師ならずとも、縄を手繰って容易に登れそうだというのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あした局へ行って一番に送ってあげよう...
林芙美子 「新版 放浪記」
...レックス浅岡は第一番に絞首刑になるだろうといっていた...
久生十蘭 「ノア」
...その時一番に蜥蜴...
南方熊楠 「十二支考」
...当世の語で鞍部(あんぶ)を通るのが一番に楽である...
柳田国男 「峠に関する二、三の考察」
...極貧からとにかく現金の所有にかけては村一番になっている...
横光利一 「夜の靴」
...第一番に本願寺へ大砲をぶち込んでいたぜ...
横光利一 「旅愁」
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