...カメラで撮る写真は、一糸一毫まで鮮明に映し出される...
...彼女は、自分の外見にも一糸一毫の欠点も見つけ出してしまう...
...このプロジェクトの成功には、一糸一毫のミスも許されない...
...研究では、一糸一毫のデータも見落とすことができない...
...受験勉強では、一糸一毫の情報もため込んでおく必要がある...
...云わば一毫(いちごう)を加えたほどの吊合(つりあ)いの狂いかもわかりませぬ...
芥川龍之介 「三右衛門の罪」
...一毫の微と雖ども自分の気に合ふ点がなかつたのである...
石川啄木 「雲は天才である」
...一毫たりとも損ぜられたものとは信じなんだのである...
石川啄木 「雲は天才である」
...世の救済については一毫(いちごう)も貢献する所なし...
関寛 「関牧塲創業記事」
...一毫(いちがう)一糸だに前人の証権を媒(なかだち)とし...
綱島梁川 「予が見神の実験」
... 300わが意に背き一毫も汝ら掠め去る勿れ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...余の眼中にはなお一毫毛(いちごうもう)にも過ぎざるなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...実に一毫毛にも過ぎざるなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...一糸一毫(いっしいちごう)決して違わざるに在り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...いつか、『中央美術』で紹介されたこともあるが、この一毫さんと、まだ一人、中村秋塘(なかむらしゅうとう)との二人は、この仲間の人でも同じく、滅多に自分の描いた陶器の裏に九谷と銘(めい)を入れることはない...
中谷宇吉郎 「九谷焼」
...一毫の爺さんよりも...
中谷宇吉郎 「九谷焼」
...何も彼も平次の指金だ一つたことを一毫(がう)の隱すところなく言つて了ひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一毫(がう)の曇りもありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一毫(いちごう)の曇りもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一厘一毫(がう)の掛け引も御座りません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一毫も用捨(ようしゃ)す可らず...
福沢諭吉 「女大学評論」
...官に一毫の美事(びじ)あればみだりにこれを称誉してその実に過ぎ...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...真正面より男子の品行を責めて一毫(いちごう)も仮(か)さず...
福沢諭吉 「日本男子論」
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