...またその速度も決して一様でない...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...日附(ひづけ)は書いてないが墨色(すみいろ)も書体も一様でないところを見ると...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...決して一様でないことは前にも述べたが...
丘浅次郎 「人道の正体」
...ただそのある物を表わすべき手段が一様でない...
寺田寅彦 「科学者と芸術家」
...普通の「時」とエントロピーとの歩調がいかに一様でないとしても...
寺田寅彦 「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」
......
中野鈴子 「ふしあわせ者のうた」
...しかし認めらるると云うのは説明されるとは一様でない...
夏目漱石 「写生文」
...ある点において一様でない...
夏目漱石 「写生文」
...葉の向きは固(もと)より一様でないから...
夏目漱石 「幻影の盾」
...書体の異(こと)なるように言語もまた決して一様でない...
夏目漱石 「倫敦塔」
...伝染性の強弱一様でないごとくに...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...けれどもその分布は決して一様でない...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...日本のいりくんだ生活のなげる様々の影は一様でないから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それぞれの熱の入れ方は一様でないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...従って潟発生の時代も一様でない事はもちろんである...
柳田國男 「地名の研究」
...何故にこれを忌むかという説明は一様でない...
柳田国男 「山の人生」
...時と所と人によって一様でない...
矢部貞治 「政治学入門」
...尋常一様でない変てこな猫に...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
便利!手書き漢字入力検索