例文・使い方一覧でみる「一概には」の意味
スポンサーリンク...「そうまあ一概にはいうもんでないぞい」「一概にいったが何条（なじょう）悪いだ... 
有島武郎 「カインの末裔」
...一概には言えないと思いますが...
上村松園 「迷彩」
...そんなに一概には行かないよ...
太宰治 「お伽草紙」
...こいつは何うも一概には言へないな』――昨夜話してゐる中にこんな言葉が雜つてゐた...
田山花袋 「道綱の母」
...それは一概には言われません...
中里介山 「大菩薩峠」
...九 大津事件法の粗密に関する利害は一概には断言し難いものであるが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...そこは一概にはいえないけれども...
山本周五郎 「百足ちがい」
...一概にはきめられないようである...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...「その是非は一概にはきめられない...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...常識問題等が加味して来るから一概には是非を云えないが...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...一概には云えない...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...今までのように捜索が楽でなくなったというような関係もあるから一概には考えられぬ...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...しかも一概には云えないが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...一概には支えかねおりますが...
吉川英治 「上杉謙信」
...すべて兵を用いるの神変妙機は一概にはいい難い」かれの解説は...
吉川英治 「三国志」
...そうあっても一概には叱られまい...
吉川英治 「私本太平記」
...一概にはいいきれません...
吉川英治 「随筆 新平家」
...そう一概には笑えなかった...
吉川英治 「梅※［＃「風にょう＋思」、第4水準2-92-36］の杖」
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