...彼女は一本気な性格で、嘘をつくことができない...
...仕事に対しては一本気に取り組まなければならない...
...彼は一本気なプレーで相手チームを圧倒した...
...あの人は一本気すぎて、冗談が通じない...
...彼の一本気な態度に、周囲の人たちは感心している...
...子供のような快活な無邪気な一本気な心‥‥君のくちびるからは知らず知らず軽い口笛が漏れて...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...末(すえ)にはとんでもない目にあうぞ」純情一本気の友は...
海野十三 「大脳手術」
...背の高い眉毛(まゆげ)の濃い女で、一本気で、お高くとまって、がっちりして、おまけに自ら称するところによると知的な婦人だった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...或る一本気な強さが加わった...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...一本気なこの老人に...
直木三十五 「南国太平記」
...――兄上もあんまりだ」青年らしい一本気で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ことに義侠心と同情心の強いものがより多く一本気で向う見ずである...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...彼女が脱線したのには一本気な無邪気さもある...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...然し真面目で一本気な彼の場合には特に愛の発表は難事であった...
浜尾四郎 「夢の殺人」
...純真で一本気な若い娘を...
火野葦平 「花と龍」
...この誠実で一本気の男を逆上させたのである...
火野葦平 「花と龍」
...一本気であると同時に...
火野葦平 「花と龍」
...昔ながらの一本気な素朴な激しさでものごとにうちかかつて行く彼女の性質に...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...殉教者の如き一本気と...
牧野信一 「山を越えて」
...一本気の牧野先生は...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...正直で一本気だということがよくわかる...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...この一本気の正直なために...
吉川英治 「江戸三国志」
...が同時に子路の率直で一本気な気質を...
和辻哲郎 「孔子」
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