...第一は、昨年十一月七日、時刻は略(ほぼ)午後九時と九時三十分との間でございます...
芥川龍之介 「二つの手紙」
...一八六七年の十一月七日にその首都ワルソーで生まれたのでした...
石原純 「キュリー夫人」
...十一月七日、又一札幌に向うて発す...
関寛 「関牧塲創業記事」
...七草に更に嫁菜(よめな)を加へけり一月七日 川崎利吉息安雄結婚披露...
高浜虚子 「五百五十句」
...我(われ)静(しずか)なれば蜻蛉(とんぼう)来てとまる十一月七日 二百二十日会...
高浜虚子 「五百五十句」
...昭和十八年道のべの延命地蔵(えんめいじぞう)古稀(こき)の春一月七日 小石川...
高浜虚子 「六百句」
...熱いものをすゝる・食べるもの食べつくしてひとりとりわけてうつくしい葉ぼたんの日ざし・ぬくい夜の赤児へ話しかけてゐる一月七日曇...
種田山頭火 「行乞記」
...十一月七日八日九日十日十一日ぼう/\たり...
種田山頭火 「其中日記」
...――一月七日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...(十一月六日)“室戸岬”へ波音しぐれて晴れたあらうみとどろ稲は枯れてゐるかくれたりあらはれたり岩と波と岩とのあそび海鳴そぞろ別れて遠い人をおもふゆふべは寒い猫の子鳴いて戻つたあら海せまる蘭竹のみだれやう東寺うちぬけて秋ふかい山の波音土佐海岸松の木松の木としぐれてくる十一月七日 秋晴...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...」云々(東日十一月七日付)...
戸坂潤 「社会時評」
...一月七日から公園劇場で喜劇爆笑隊公演に特別出演し...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一月七日(金曜)ボビーが硝子戸へ顔を押しつけて遊んで貰ひたさうな表情してるが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...十一月七日(火曜)十一時起き...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...灼けるような熱情………秋空に再び萠えぬこめこじんのような蝕まれた心の傷痕………それが何であろう僕らは決して歎くまいおゝあの美しい日を誰が返してくれる!と樹々は革命の青い精をぱっと燃やし暮れて行く空の赤潮にどっとさらわれて行った静かに燃える額を友に押しあてながら生くる日も死する日も! と古い同志の彫った石の床の上に冷い指先で僕は十一月七日! と書いた...
槇村浩 「青春」
...枕べの寒さ計(ばか)りに新年の年ほぎ縄を掛けてほぐかも(一月十六日)一月七日の会に麓(ふもと)のもて来(こ)しつとこそいとやさしく興あるものなれ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...支那で一月七日に家鼠を饗するを虫焼きと呼ぶも...
南方熊楠 「十二支考」
...(大正七年一月七日)――「新潮」大正七年二月號...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
便利!手書き漢字入力検索