...昨日の出張で、一昼夜寝られなかった...
...彼女の手術は一昼夜じゅう続いた...
...一昼夜の雨で川が氾濫した...
...飛行機で一昼夜かかる旅行です...
...地震の後、避難所で一昼夜を過ごした...
...まだ一昼夜にも成らぬのにお前も本意ないだらうけれども...
石川啄木 「天鵞絨」
...一昼夜で仕上げましたよ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...また被疑者を一昼夜も二昼夜も眠らせないで...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...つまり一昼夜五〇浬(カイリ)乃至八〇浬(カイリ)と見て...
大阪圭吉 「死の快走船」
...この辺に洪水の寄せてくるのは一昼夜かかったといいますが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...デンマーク国の乳製品はロンドンに到着するのに一昼夜半かかるのであった...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...生クリームは七十七度の温度で一昼夜しか保証できないほど腐敗し易いものであるから...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...私は一昼夜眠らずに怺(こら)えた...
太宰治 「東京八景」
...正午と夜半と一昼夜に二回だけ時を打つ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...わたしはわずか一昼夜のうちに...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...とにかく一昼夜水から離れていて...
豊島与志雄 「奇怪な話」
...人間の外体を一昼夜もころげ廻って悩乱させ...
中里介山 「大菩薩峠」
...訪ねて来る家族も一昼夜以上は留め置くことが出来なかった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...なるほど一昼夜(にち)二ルーブリも払えば...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...傷(て)を負ってから最(も)う一昼夜...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...本文の如く湯煮て後そのまま煮汁の中へ一昼夜漬けおき...
村井弦斎 「食道楽」
...彼の妻子をのせた三艘の苫船(とまぶね)は、なるべく、葦や葭(よし)の茂みを棹(さお)さして、臆病な水鳥のように、まる一昼夜を、北へ北へ逃げ遡り、やがて広河(ひろがわ)の江(え)のあたりに、深く船影をひそめて、ひとまず、そこを隠れ場所としていた...
吉川英治 「平の将門」
...事務長などを相手に一昼夜飲みつづけ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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