...「一揖する」:挨拶や謝罪などの意味でお辞儀をする...
...「一揖一接(いちゆういっせつ)」:言葉使いや態度がとても丁寧で礼儀正しいこと...
...「一揖入魂(いちゆうにゅうこん)」:非常に熱心で、心をこめて取り組むこと...
...「一挙一揖(いっきょいちゆう)」:一つの際だった行為に対して、まとめて全ての礼を尽くすこと...
...「一揖百拝(いちゆうひゃくはい)」:謙虚な心で、相手に対してたくさんのお辞儀をすること...
...』と互に一揖(いふ)する...
石川啄木 「雲は天才である」
...余(よ)愕然(びつくり)し山水を棄(すて)て此娘を視るに一揖(おじぎ)して去(さ)り...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...しとやかなその奥さんはやがて一揖ののちにお消えになつた...
高田保 「貸家を探す話」
...」魚容は一揖(いちゆう)して...
太宰治 「竹青」
...ギンツェ営業部長 (一揖(いちゆう)して)公爵閣下の仰せのとおり...
林不忘 「安重根」
...貞子は一揖してその中へ入って行く...
外村繁 「澪標」
...隠者(いんじゃ)の一人に違いないと子路は思って一揖(いちゆう)し...
中島敦 「弟子」
...私は一揖して、直ちにキューを取つた...
中原中也 「西部通信」
...君にも飛んだ心配をさせちゃったなア」花房一郎は丁寧に一揖(いちゆう)して...
野村胡堂 「女記者の役割」
...増田晋は斯う言って軽く一揖しました...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...早(はや)く竹椽(ちくえん)のもとに一揖(いつしふ)するを...
一葉女史 「たま※[#「ころもへん+攀」、U+897B]」
...一揖(いちゆう)するなりソコソコに宿の中庭へ入って行った...
久生十蘭 「湖畔」
...その結果こそは刮目に価するというべきでしょう」そういって軽く一揖すると...
久生十蘭 「魔都」
...一揖(いちゆう)して...
本庄陸男 「石狩川」
...」筒井は腰を折って一揖(いっしゅう)した...
室生犀星 「津の国人」
...ね」と津川は一揖(いちゆう)して云った...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...その店のクラークは一揖(いちゆう)して...
山本周五郎 「季節のない街」
...徒歩で出て来て一揖(いちゆう)したが...
夢野久作 「暗黒公使」
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