例文・使い方一覧でみる「一抹」の意味


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...彼女の顔に一抹の不安が浮かんでいた...   彼女の顔に一抹の不安が浮かんでいたの読み方

...試験に一抹の不安を感じている...   試験に一抹の不安を感じているの読み方

...彼の表情に一抹の寂しさが感じられる...   彼の表情に一抹の寂しさが感じられるの読み方

...彼女は笑いながら一抹の悲しみを隠していた...   彼女は笑いながら一抹の悲しみを隠していたの読み方

...初めての成功に一抹の感動を覚えた...   初めての成功に一抹の感動を覚えたの読み方

...慌(あわただ)しい中にも妙に一抹の侘(わび)しさを私の胸に滲(し)み入らせていたが...   慌しい中にも妙に一抹の侘しさを私の胸に滲み入らせていたがの読み方
橘外男 「ナリン殿下への回想」

...紫色に煙って見える遠山の空に一抹の夕映の色が残っていた...   紫色に煙って見える遠山の空に一抹の夕映の色が残っていたの読み方
田中貢太郎 「申陽洞記」

...一抹(いちまつ)の紫色がかった雰囲気(ふんいき)がこの盛り花の灰色の団塊の中に揺曳(ようえい)するような気がした...   一抹の紫色がかった雰囲気がこの盛り花の灰色の団塊の中に揺曳するような気がしたの読み方
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」

...ほてった皮膚に冷たい筆の先が点々と一抹(いちまつ)の涼味を落として行くような気がする...   ほてった皮膚に冷たい筆の先が点々と一抹の涼味を落として行くような気がするの読み方
寺田寅彦 「自由画稿」

...底に一抹(いちまつ)の軽い非難を含んだような讃辞を頂戴したことがあった...   底に一抹の軽い非難を含んだような讃辞を頂戴したことがあったの読み方
寺田寅彦 「新年雑俎」

...ただ近来少数ではあるがまじめで立派な連句に関する研究的の著書が現われるのは暗夜に一抹(いちまつ)の曙光(しょこう)を見るような気がして喜ばしい...   ただ近来少数ではあるがまじめで立派な連句に関する研究的の著書が現われるのは暗夜に一抹の曙光を見るような気がして喜ばしいの読み方
寺田寅彦 「連句雑俎」

...蒼白かった竜之助の顔にパッと一抹(いちまつ)の血が通うと見えましたが...   蒼白かった竜之助の顔にパッと一抹の血が通うと見えましたがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...一抹(いちまつ)の淋しいものの漂うのに堪えられない気持がしました...   一抹の淋しいものの漂うのに堪えられない気持がしましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...一抹の淋しさを漂わした感情の所有者であることなどが直に窺われる...   一抹の淋しさを漂わした感情の所有者であることなどが直に窺われるの読み方
宮本百合子 「九月の或る日」

...思わず胸の中を一抹の微笑が流れた...   思わず胸の中を一抹の微笑が流れたの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...一抹のひややかさを感じ...   一抹のひややかさを感じの読み方
室生犀星 「故郷を辞す」

...まったく霊魂は、この敵を恐れる限りとうてい落ちついていることはできないが、ひとたびこれに対して覚悟ができれば(もっともそれはいわば人間わざを凌駕することであるが)、そうなれば、もう、不安も苦悶も、恐怖も、一抹の不快も、ここには宿ることができないぞ、と威張ることができるのである...   まったく霊魂は、この敵を恐れる限りとうてい落ちついていることはできないが、ひとたびこれに対して覚悟ができれば、そうなれば、もう、不安も苦悶も、恐怖も、一抹の不快も、ここには宿ることができないぞ、と威張ることができるのであるの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...一抹(まつ)のさびしさを覚えたのである...   一抹のさびしさを覚えたのであるの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...一抹の哀愁(あいしゅう)はある...   一抹の哀愁はあるの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...碧空(へきくう)をかすめた一抹(まつ)の煙を見ると...   碧空をかすめた一抹の煙を見るとの読み方
吉川英治 「三国志」

...拭(ぬぐ)いきれない一抹のさびしさがあった...   拭いきれない一抹のさびしさがあったの読み方
吉川英治 「三国志」

...大事の曙光(しょこう)に一抹(まつ)の黒き不安を捺(な)すってしまった! もし向後(こうご)渭山(いやま)の城に妖異のある場合はいよいよ家中の者に不吉を予感さするであろう...   大事の曙光に一抹の黒き不安を捺すってしまった! もし向後渭山の城に妖異のある場合はいよいよ家中の者に不吉を予感さするであろうの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...一抹(まつ)の水けむりと共に...   一抹の水けむりと共にの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「一抹」の読みかた

「一抹」の書き方・書き順

いろんなフォントで「一抹」

「一抹」の英語の意味


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