例文・使い方一覧でみる「一抹」の意味


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...彼女の顔に一抹の不安が浮かんでいた...   彼女の顔に一抹の不安が浮かんでいたの読み方

...試験に一抹の不安を感じている...   試験に一抹の不安を感じているの読み方

...彼の表情に一抹の寂しさが感じられる...   彼の表情に一抹の寂しさが感じられるの読み方

...彼女は笑いながら一抹の悲しみを隠していた...   彼女は笑いながら一抹の悲しみを隠していたの読み方

...初めての成功に一抹の感動を覚えた...   初めての成功に一抹の感動を覚えたの読み方

...女房は何故か一抹(いちまつ)の疑心(ぎしん)を感じて...   女房は何故か一抹の疑心を感じての読み方
海野十三 「電気風呂の怪死事件」

...新しい政党内閣の出発に一抹の陰影のまつわることをも遺憾としたからである...   新しい政党内閣の出発に一抹の陰影のまつわることをも遺憾としたからであるの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...それでも一抹(いちまつ)の濃い靄はなお白くその辺を逍遥(さまよ)うていた...   それでも一抹の濃い靄はなお白くその辺を逍遥うていたの読み方
高浜虚子 「別府温泉」

...空に一抹の雲もなかつた...   空に一抹の雲もなかつたの読み方
太宰治 「道化の華」

...一抹(いちまつ)の透明な感傷のただようのを感じた...   一抹の透明な感傷のただようのを感じたの読み方
寺田寅彦 「柿の種」

...とかくするうち東の空白み渡りて茜(あかね)の一抹(いちまつ)と共に星の光まばらになり...   とかくするうち東の空白み渡りて茜の一抹と共に星の光まばらになりの読み方
寺田寅彦 「東上記」

...なにか無理なところと一抹の曇りとを彼に見出してはいたが...   なにか無理なところと一抹の曇りとを彼に見出してはいたがの読み方
豊島与志雄 「三木清を憶う」

...一抹(いちまつ)の美しさがその十六歳の顔の上に漂っていて...   一抹の美しさがその十六歳の顔の上に漂っていての読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...一抹(いちまつ)の淋しいものの漂うのに堪えられない気持がしました...   一抹の淋しいものの漂うのに堪えられない気持がしましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...天空濃藍に凝って僅かに一抹の巻雲を浮べ...   天空濃藍に凝って僅かに一抹の巻雲を浮べの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...一抹(いちまつ)に岸を伸(の)して...   一抹に岸を伸しての読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...江差追分(えさしおいわけ)から安来節(やすきぶし)までの港々の民謡に一抹の基調が通っているのはそのためである...   江差追分から安来節までの港々の民謡に一抹の基調が通っているのはそのためであるの読み方
服部之総 「望郷」

...その上かならず一抹(まつ)の哀愁を帯びているものだ...   その上かならず一抹の哀愁を帯びているものだの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」

...思わず胸の中を一抹の微笑が流れた...   思わず胸の中を一抹の微笑が流れたの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...虚無の胸のかげの一抹(いちまつ)がすうつと蠱惑(アムブロウジアル)の 翡翠に ながれたやがて...   虚無の胸のかげの一抹がすうつと蠱惑の 翡翠に ながれたやがての読み方
八木重吉 「秋の瞳」

...孔明の身辺に一抹の凶雲がまつわって来つつある間に...   孔明の身辺に一抹の凶雲がまつわって来つつある間にの読み方
吉川英治 「三国志」

...一抹の航跡を曳(ひ)いて...   一抹の航跡を曳いての読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...陸地の尽(つ)くる所青煙(せいえん)一抹...   陸地の尽くる所青煙一抹の読み方
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」

「一抹」の読みかた

「一抹」の書き方・書き順

いろんなフォントで「一抹」

「一抹」の英語の意味


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