例文・使い方一覧でみる「一抹」の意味


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...彼女の顔に一抹の不安が浮かんでいた...   彼女の顔に一抹の不安が浮かんでいたの読み方

...試験に一抹の不安を感じている...   試験に一抹の不安を感じているの読み方

...彼の表情に一抹の寂しさが感じられる...   彼の表情に一抹の寂しさが感じられるの読み方

...彼女は笑いながら一抹の悲しみを隠していた...   彼女は笑いながら一抹の悲しみを隠していたの読み方

...初めての成功に一抹の感動を覚えた...   初めての成功に一抹の感動を覚えたの読み方

...女王は今死んで行く……そう思うとさすがに一抹(いちまつ)の哀愁がしみじみと胸をこそいで通った...   女王は今死んで行く……そう思うとさすがに一抹の哀愁がしみじみと胸をこそいで通ったの読み方
有島武郎 「或る女」

...一抹(いちまつ)の疑念(ぎねん)を生んだ...   一抹の疑念を生んだの読み方
海野十三 「月世界探険記」

...一抹(いちまつ)の紫色がかった雰囲気(ふんいき)がこの盛り花の灰色の団塊の中に揺曳(ようえい)するような気がした...   一抹の紫色がかった雰囲気がこの盛り花の灰色の団塊の中に揺曳するような気がしたの読み方
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」

...やがてただ一抹(いちまつ)の薄い煙になってやがて消えてしまった...   やがてただ一抹の薄い煙になってやがて消えてしまったの読み方
寺田寅彦 「雑記(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」

...歌麿の裸体画には解剖の根柢完全に具備せられたれどその一抹(いちまつ)一団(いちだん)の中(うち)に節略せられたる裸形は書体風(カリグラフィック)の線によりて凡(すべ)て局部の細写(さいしゃ)を除きたるがため...   歌麿の裸体画には解剖の根柢完全に具備せられたれどその一抹一団の中に節略せられたる裸形は書体風の線によりて凡て局部の細写を除きたるがための読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...芦名兵三郎の上に一抹の疑いを掛けて居るのでしょうか...   芦名兵三郎の上に一抹の疑いを掛けて居るのでしょうかの読み方
野村胡堂 「悪魔の顔」

...買收云々のことがまだ彼等の念頭に一抹の疑圖を殘して居るのであつた...   買收云々のことがまだ彼等の念頭に一抹の疑圖を殘して居るのであつたの読み方
平出修 「計畫」

...何か自分の生い立ちにも一抹(いちまつ)の云いしれず暗い翳(かげ)のかかっているのを感ずるが...   何か自分の生い立ちにも一抹の云いしれず暗い翳のかかっているのを感ずるがの読み方
堀辰雄 「花を持てる女」

...吾に一抹の悔も残らざらむ...   吾に一抹の悔も残らざらむの読み方
牧野信一 「青白き公園」

...一抹の誇りも持たない者なのです...   一抹の誇りも持たない者なのですの読み方
牧野信一 「鏡地獄」

...その一抹の半円を...   その一抹の半円をの読み方
三好達治 「測量船」

...此恨は初め一抹の雲の如く我心を掠めて...   此恨は初め一抹の雲の如く我心を掠めての読み方
森鴎外 「舞姫」

...まだ一抹の叙情を残しているのはここだけだ...   まだ一抹の叙情を残しているのはここだけだの読み方
横光利一 「欧洲紀行」

...一抹(まつ)の墨気(ぼっき)を刷(は)いたような冷たいきびしさが...   一抹の墨気を刷いたような冷たいきびしさがの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...そこに一抹の暗影を感じないわけにはゆかなかった...   そこに一抹の暗影を感じないわけにはゆかなかったの読み方
吉川英治 「三国志」

...どこかに一抹(いちまつ)...   どこかに一抹の読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...しかし一抹(まつ)の淋しさがないでもない...   しかし一抹の淋しさがないでもないの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...一抹の哀愁にとらわれて...   一抹の哀愁にとらわれての読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「一抹」の読みかた

「一抹」の書き方・書き順

いろんなフォントで「一抹」

「一抹」の英語の意味


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断片的な   笑顔になる   腕をこまねく  

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