...気むずかしやの一徹者であるアントニイだった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...」けれどもコゼツの旦那は一徹者ですから...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...あはははは」又五郎が、半兵衛に「叔父は、古武士気質と申そうか、一徹者で、何か荒木の計にかかるように思えてならん...
直木三十五 「寛永武道鑑」
...一徹者揃いだから...
直木三十五 「南国太平記」
...御成敗を願いまする」一徹者の小堀平治の声...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...弓町きっての一徹者(いってつもの)だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...丸屋の主人は頑固(ぐわんこ)で一徹者(てつもの)だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...丸屋の主人は頑固で一徹者だが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あいつは一徹者だから...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...一徹者の忠平は肯(き)かなかった...
夢野久作 「眼を開く」
...その一徹者の正直を信頼しているか分るのである...
吉川英治 「黒田如水」
...まことに一徹者ですから...
吉川英治 「三国志」
...高氏は寝反(ねがえ)りなどは出来ぬ一徹者...
吉川英治 「私本太平記」
...平八郎や兵部などの一徹者(いってつもの)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...おそろしい一徹者のうえに...
吉川英治 「親鸞」
...……あの一徹者の将門を相手に...
吉川英治 「平の将門」
...剽悍(ひょうかん)で一徹者...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...若いに似あわぬ一徹者(いってつもの)だ...
吉川英治 「無宿人国記」
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