...パーティーを一巡してから帰ろう...
...店内を一巡してから買い物を決めよう...
...仕事の手順を一巡チェックしましょう...
...地球が一巡するのには、約365日かかります...
...マラソン大会で一巡するのは、大変な体力が必要です...
...彼はさうやつて一巡するとまた元の位置へ戻つて来て「立ち撃ちの構へ――銃ツ」と...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...われ/\はこれまで海外(かいがい)の著名(ちよめい)な火山(かざん)を一巡(いちじゆん)して來(き)た...
今村明恒 「火山の話」
...スケッチがすむと私は夫人ゆかりの観心寺その他を一巡して往時を偲んだ...
上村松園 「楠公夫人」
...一巡歩いて見た所では...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...一巡査が彼の牙にかかって...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...津田は栗原に案内させて日帰りで被害地を一巡し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...田代芳輔は席を立って、袴なしの細そりした身体を、庭の方へ、一巡、静に運んでまわった――居間に引込む前に...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...正門まで出るにはこの垣をぐるりと一巡りしなければならなかった...
北條民雄 「いのちの初夜」
...ぐるりとこの病院内を一巡りするのであるが...
北條民雄 「牧場の音楽師」
...私はいつか墓を一巡して...
堀辰雄 「花を持てる女」
...――どこへお出ましで」「味方の諸陣地を一巡見て来たい」「では...
吉川英治 「黒田如水」
...曹操は陸の陣地を一巡した後旗艦へ臨んだ...
吉川英治 「三国志」
...諸所に勢ぞろいしていた万余の軍勢を一巡閲兵してまわると...
吉川英治 「私本太平記」
...ない物ねだりの史蹟一巡をこころみる...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...神戸市を中心に綾部から丹波の山間などにわたる一巡を思い立ったわけだった...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...市中近郊一巡ときめ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...救い粥(がゆ)の状況を一巡見て...
吉川英治 「平の将門」
...海軍機にて南方を一巡...
吉川英治 「年譜」
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