...パーティーを一巡してから帰ろう...
...店内を一巡してから買い物を決めよう...
...仕事の手順を一巡チェックしましょう...
...地球が一巡するのには、約365日かかります...
...マラソン大会で一巡するのは、大変な体力が必要です...
...彼はさうやつて一巡するとまた元の位置へ戻つて来て「立ち撃ちの構へ――銃ツ」と...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...広い場内を一巡して見ることにした...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...毎日自分に参っている婦人たちを一巡訪問して歩くのだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...あの辺を一巡(ひとまわ)りして帰って来れば隣のラディオも止む時分になるのであろうと...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...また革命博物館やカルナヴァレ博物館を一巡して置いたために...
野上豊一郎 「パリの地下牢」
...夕刊を讀んで居た娘の手からひつたくつて一巡目を通した...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...それから社内を一巡して自動車で帰って来る...
矢田津世子 「女心拾遺」
...彼はその間に津軽を一巡し...
柳田国男 「雪国の春」
...私は東京を発して九州の南半を一巡し...
柳田国男 「予が出版事業」
...私と一緒に地方版の編集をやっていた松石という男は、月末近くなると、茶褐色に変色したカンカン帽を持って、一巡する...
夢野久作 「呑仙士」
...彼は一巡あたりを見廻した...
横光利一 「旅愁」
...一 やしき一巡見廻り...
吉川英治 「上杉謙信」
...伊勢町なども一巡して...
吉川英治 「大岡越前」
...一巡りして戻って来ると...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...そして一巡、乗らずに引き廻して見ていたが、三嘆して、「むかし後漢(ごかん)の呂布(りょふ)が愛していたという赤兎(せきと)にも勝りましょうな...
吉川英治 「黒田如水」
...ほうっておけ」一巡を終って...
吉川英治 「私本太平記」
...あらためて一巡酌(しゃく)してつかわす...
吉川英治 「新書太閤記」
...風師山から武蔵碑のある延命寺山(えんめいじざん)だのを一巡して...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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