...パーティーを一巡してから帰ろう...
...店内を一巡してから買い物を決めよう...
...仕事の手順を一巡チェックしましょう...
...地球が一巡するのには、約365日かかります...
...マラソン大会で一巡するのは、大変な体力が必要です...
...三対一の比率が出ていると思う」「成程(なるほど)ねエ――」三人三様の議論が丁度(ちょうど)一巡(いちじゅん)したところへ...
海野十三 「空襲葬送曲」
...一巡後、二人は、厳重な門を開いて貰って、玄関に入った...
海野十三 「蠅男」
...さい前賊の自動車を確めることを命じられた一巡査は...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...一行はさらに支流の矢場川を越えて渡瀬村を一巡し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...庭をぐるりと一巡りしようとした...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...兵馬はさもあるべきことと一巡しながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...庭を一巡して、最後に笑意軒と銘を打つた亭に辿りつく...
野上豐一郎 「桂離宮」
...外廻りを一巡りすることになりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「五郎八はきょう何刻ごろ帰ったのだ」一巡してもとの裏木戸に帰ると平次はこのグロテスクな木戸番にたずねました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それでも少しは花もあらうかと村を一巡して見た...
堀辰雄 「雨後」
...私はいつか墓を一巡して...
堀辰雄 「花を持てる女」
...拍子木を叩いて一巡して来ると...
水上滝太郎 「遺産」
...直ぐに坑内を一巡した...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...佐藤平太郎氏は神戸署の一巡査の身で...
夢野久作 「近世快人伝」
...内部を一巡して外に出た時...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...一碗また一碗、お正客からおつめまで、一巡すると、やがて亭主の信長も、自服で一ぷくのみながら、客とともに四方山(よもやま)のはなしに交(ま)じる...
吉川英治 「新書太閤記」
...隠し砦(とりで)などを一巡してあるいた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ちょうど熊谷高校、その他の中学男女生の修学旅行とぶつかり、押しもまれながら、遺品館を一巡、すぐ隣の、英世博士の生家に入って、五分間ほど佇立、何がな、ものを思わせられる...
吉川英治 「随筆 新平家」
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