...碁の一局を楽しむ...
...一局を制するためには勝負に徹する必要がある...
...今日は一局だけ打とうと思っていたが、時間があまりにもたくさんあるので、もう一つ打とうかな...
...一局終わるとしばしばお茶が出される...
...緊張感のある一局になった...
...一度否定された一局部が...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...一局部の話柄(わへい)に留(とゞ)まるのみ...
泉鏡花 「愛と婚姻」
...頑強に反対する一局員の胸元(むなもと)に...
海野十三 「空襲葬送曲」
...あなたも鉱毒事件のような一局部の問題に汲々としている場合でない」と島田が忠告したのに対し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...仙人一局の碁未だ終らざるに...
大町桂月 「町田村の香雪園」
...一局また一局と、だんだん負けこんでくるにしたがって、また癇のむしがたかぶってきたのでしょう...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...随って一局面より形体全部の象を最も明瞭に髣髴たらしむ可き特徴を択ばざる可からず...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...其隆中の別天地空のあなたを眺むれば大盜競(き)ほひはびこりてあらびて榮華さながらに風の枯葉(こえふ)を掃ふごと治亂興亡おもほへば世は一局の棊なりけり...
土井晩翠 「天地有情」
...吾人はさらに眼孔をわが邦の一局部に転じて観察したるに実にわが邦現今の境遇はもっとも生産的の境遇に適し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...長年一局の碁をうち続けてきたようなものだ...
豊島与志雄 「十一谷義三郎を語る」
...」暴動は一局部のことと思われていた際に突然現われてきた各所の徴候...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それは幕中にまた幕間に必ずいできたるべき一局面である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この書出でてより斯界(しかい)の研究は最早(もはや)その第二次とすべき一局面の細密なる蒐集以外主要の点に付(つい)ては全く為(な)すべき余地なきに至りしといふも過賞にあらず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...呉清源との天元の一局にしても...
野上彰 「本因坊秀哉」
...一局地以外に伝播する見込みのない時代にたとい木版とはいいながらも...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...政府一局部の帝室に非ず...
福沢諭吉 「学問の独立」
...唯是れ一局處の障害にして憂るに足らず...
福沢諭吉 「帝室論」
...秀吉が、この一局戦に、敢えて圧倒的な大軍を傾けて来たことと、立ち上がりの士気とにおいて、両軍の勝敗は、戦わぬうちに、すでに帰趨(きすう)を明らかにしていたといっていい...
吉川英治 「新書太閤記」
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