...自分一存で事を行うは危いと考え...
海野十三 「第五氷河期」
...キンギン国は四等国に下ってしまうぞ」ラック大将は、自分の一存で、かの骸骨旗軍に、降服を申出(もうしい)でた...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...私一存では何(ど)うとも計らひ兼るのです...
薄田泣菫 「茶話」
...私の一存であなたを連れて行くのです...
太宰治 「帰去来」
...なぜそこまで我慢を? あなたの一存で...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...一存でござりまするが...
直木三十五 「南国太平記」
...わたくしの一存で...
中里介山 「大菩薩峠」
...老番頭一存では計らいきれず...
中里介山 「大菩薩峠」
...ツイ父親に内證(ないしよ)で五百兩といふ大金を染五郎の一存で融通(ゆうづう)したことなどが知れた爲だと言はれて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御一存ですぐ決まるのだけれど……」「――たあさまが家格の低い所へ御縁づきというのでは...
長谷川時雨 「九条武子」
...戻ってきたのは私の一存です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...しかしそれは対馬どのも承知のうえの話であろうな」「いやわたくし一存でございます...
山本周五郎 「城を守る者」
...一存でよいようにしておけ...
吉川英治 「私本太平記」
...「よいことだ、一存で承知した...
吉川英治 「私本太平記」
...獄を開けろ、出してくれい」「いやそのことは、一存でまいらぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...てまえ一存ではさばけません...
吉川英治 「新・水滸伝」
...どうなと」「一存でちと試みてみたいことがあります...
吉川英治 「新・水滸伝」
...『生憎(あいにく)、院主が留守でございますので、私共一存では、お開け申すことはできませぬ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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