...「一半を割り当てる」- To allocate/split in half...
...「一半しかない」- There's only half of it....
...「一半にする」- To divide in half...
...「一半になる」- To become half...
...「一半に戻す」- To return to half (i.e., to undo a previous split or division)...
...幼児我我は一体何の為に幼い子供を愛するのか? その理由の一半は少くとも幼い子供にだけは欺かれる心配のない為である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...その理由の一半は現世の人々の鑑賞眼が詩歌に及ばないことも数へられるであらう...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...膽振から日高の一半に渡つて地下六七寸乃至一尺のところに...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...あの作の一半の要素となっていたのである...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...科学的認識構成の他の副次的な一半は(併し之とても理論的にも実際的にも右に劣らず重要なのだが)...
戸坂潤 「科学論」
...電力民有国営案の一半の意義もそこにあったが...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...弁証法の一半がエレアのゼノンの運動論から出来てることも有名である...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...それで以て村民の更生を期する一半の依り処とすると...
戸坂潤 「社会時評」
...再建日本の重要な任務の一半は...
中谷宇吉郎 「硝子を破る者」
...作品の美醜の一半は藝術家の意識を超絶した神祕の世界に存してゐる...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...物語の一半は、親しく岡田に交(まじわ)っていて見たのだが、他の一半は岡田が去った後(のち)に、図らずもお玉と相識になって聞いたのである...
森鴎外 「雁」
...実はその責任の一半は...
柳宗悦 「小鹿田窯への懸念」
...其一半を割いて交通路...
柳田國男 「潟に關する聯想」
...そんな時代を作った罪の一半は...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...一半は治水開墾事業のほうへ送った...
吉川英治 「鬼」
...公卿にも一半の罪があったといえよう...
吉川英治 「私本太平記」
...さんざん費(つか)わせた責任の一半は藤次にもあるので...
吉川英治 「宮本武蔵」
...実は北魏美術の一半に過ぎぬ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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