...「一半を割り当てる」- To allocate/split in half...
...「一半しかない」- There's only half of it....
...「一半にする」- To divide in half...
...「一半になる」- To become half...
...「一半に戻す」- To return to half (i.e., to undo a previous split or division)...
...一半? 或は大半と云っても好い...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...僕が家庭を離れたく思った一半(いっぱん)の理由は...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...一半は松島と金華山とある故也...
大町桂月 「金華山」
...けれどもその一半には月並句の源流をなしたと思われる句がないのでもない...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...責任の一半を持たせて下さい...
太宰治 「HUMAN LOST」
...一半の責任が小生にあることは申す迄もない...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その一半を俳句の椋鳥会と短歌の白楊社とに捧げたいと思うています...
種田山頭火 「鎖ペンを握って」
...これはよほど巨大な金剛石の一半が欠損したものだろうという...
寺田寅彦 「話の種」
...その真個(しんこ)の同志者の一半は...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...科学的認識構成の他の副次的な一半は(併し之とても理論的にも実際的にも右に劣らず重要なのだが)...
戸坂潤 「科学論」
...彼が怠惰な日々を送って経済上の難局に当面してる一半の責任は...
豊島与志雄 「死ね!」
...内外を区分しておの/\其一半を負担し...
福沢諭吉 「女大学評論」
...彼が他の人に滲透する力はむしろその一半を彼のうちになほ生きてゐる懷疑に負うてゐる...
三木清 「人生論ノート」
...どんな風に見える? どのように見られるか? 慶篤公が幕府に追討を願われたのは主として小石川に居るお為(ため)派の朝比奈様佐藤様等の策謀と言うことになるか? まずそれだけのカイナデな観測がせいぜいだろう? するとこの私なども罪の一半を負う者として目(もく)されているのかな...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...物語の一半は、親しく岡田に交(まじわ)っていて見たのだが、他の一半は岡田が去った後(のち)に、図らずもお玉と相識になって聞いたのである...
森鴎外 「雁」
...其一半を割いて交通路...
柳田國男 「潟に關する聯想」
...公卿にも一半の罪があったといえよう...
吉川英治 「私本太平記」
...もう一半はというと...
吉川英治 「平の将門」
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