例文・使い方一覧でみる「一兵卒」の意味
スポンサーリンク...戦場では一兵卒の命令も大切だ... 
...軍隊とは一兵卒が個々に力を合わせて勝つものだ...
...彼は一兵卒のように自分の仕事に全力で取り組んでいる...
...昔の世の中では、一兵卒たちは非常に過酷な環境で戦わざるを得なかった...
...彼女は新しい会社で一兵卒として働き始めた...
...熊本鎮台の一兵卒が写真をとったときに...
井上円了 「おばけの正体」
...二見は一兵卒として召集され...
梅崎春生 「赤い駱駝」
...一兵卒から将官にまでなって...
大杉栄 「日本脱出記」
...堅実な一兵卒になって...
太宰治 「火の鳥」
...わづか一兵卒（といつては失礼だけれど）を迎へるのに一村総出で来てゐる（佐賀市で出征兵士見送の時もさうだつた）...
種田山頭火 「行乞記」
...富士見にゐた時分から心がけてゐた長篇『一兵卒の銃殺』を今年の中に仕上げて...
田山録弥 「初冬の記事」
...一兵卒に問うて良平が親友（しんゆう）小田中尉の女気無（おんなげな）しの官舎を訪い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...それからあのお年で一兵卒の勤めをなさらなければならんのです...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...一兵卒から成り上がりの軍人と...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一兵卒にすぎない彼は野戦病院で殆ど碌に看護も受けないで死に晒されたのであった...
原民喜 「翳」
...ただの一兵卒のなかにこんなすぐれたひとが無数にいる...
久生十蘭 「だいこん」
...起床ラッパを耳にした一兵卒になつて跳ねあがり...
牧野信一 「籔のほとり」
...神官僧侶も新聞記者も同じく従軍者であつてその間に等差はない訳と思ふのですが」「ナニ神官僧侶は奏任官見たやうなものだ」「これは怪（け）しからん神官僧侶がなぜ奏任官です」「なぜツてあの人らは教正とか何とか言つて先づ奏任官のやうなものだ君らは無位無官ぢやないか無位無官の者なら一兵卒同様に取扱はれても仕方がない」今までわれはなるべく情を押えて極めて温順に談話を試みたり...
正岡子規 「従軍紀事」
...まだうら若い一兵卒のポケットに隠れていようなぞと...
夢野久作 「死後の恋」
...一兵卒にいたるまで知っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...まこと神技の武術を身に持つ者なら、一兵卒たりとも、これを用いぬは、国家への不忠である...
吉川英治 「新・水滸伝」
...一兵卒にいたるまでこの目標は持っていた...
吉川英治 「源頼朝」
...喧嘩を気にかけていては、一兵卒でも、今の鎌倉には、一日も住んでいられないほど、剛毅（ごうき）と剛健のよりあいなのである...
吉川英治 「源頼朝」
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