...とうとう私(わたくし)はある日(ひ)指導役(しどうやく)のお爺様(じいさま)に一伍一什(ぶしじゅう)を物語(ものがた)り...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...若(も)しもそこに誰かが通りかかって先刻(さっき)から話し込んでいるお美代と大隅学士との背後に突如として起った異変の一伍一什(いちぶしじゅう)を眺めていた人があったとしたら...
海野十三 「地球盗難」
...博士に一伍一什(いちごいちじゅう)を物語った...
海野十三 「地球発狂事件」
...戦争は負けじゃ」と一伍一什(いちぶしじゅう)を見ていた軍団長はうまいことを述(の)べて...
海野十三 「蠅」
...一伍一什(いちぶしじゅう)を報告したあとで...
海野十三 「蠅男」
...私は先生にお話し申した一伍一什...
田山花袋 「蒲団」
...そして一伍一什(いちぶしじゅう)を話して...
田山花袋 「蒲団」
...一伍一什――父親は特に怒りもしなかった...
田山花袋 「蒲団」
...思いきって一伍一什(いちぶしじゅう)を南条にうちあけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...一別来の一伍一什(いちぶしじゅう)を喋り出そうとするから...
中里介山 「大菩薩峠」
...お松から一伍一什(いちぶしじゅう)を聞き取った上...
中里介山 「大菩薩峠」
...一伍一什(いちぶしじふ)の樣子を聞くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一伍一什(いちぶしじふ)を見聞して居りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――ところで一伍一什(いちぶしじふ)をブチまけても宜からう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たいがいわれわれ二人が一伍一什(いちぶしじゅう)存じておりますから...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...つまり文章が書けないから始まつたといふ一伍一什(いちぶしじふ)の顛末さ...
水野葉舟 「言文一致」
...シャクリ上げシャクリ上げして一伍一什(いちぶしじゅう)を話し出した...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...さきほどの無礼(ぶれい)の段(だん)はひらにお目こぼしねがいまする」一伍一什(いちぶしじゅう)のはなし...
吉川英治 「神州天馬侠」
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