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芥川龍之介 「廿年後之戦争」
...何でも君に一任するから...
芥川龍之介 「魔術」
...若し斯くの如き両親にして単にその子供に生命を与ふるのみにして子供の教育を全然社会に一任するとせば彼等はすべての教育より遙かに重大なる父母たる本分を剥奪せられたるが如く感ずるであらう...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...ともかくも会へ一任する旨を答えて帰りました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...それではと言うので箱から荷作りまですっかり運送屋に一任することにした...
谷譲次 「踊る地平線」
...その上にもちろんできた句の採否もその人に一任するとして進行したらどうであろうか...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...それが歴史的に淘汰されて来た経歴に判定を一任する他はない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...之は婦人雑誌に一任するとして...
戸坂潤 「社会時評」
...首相が蔵相に白紙一任する筈はないのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...殆んど考えもせずに一任するのでした...
豊島与志雄 「画舫」
...後(あと)を挙(あ)げて夫人に一任するとなると...
夏目漱石 「明暗」
...人々の想像に一任するより外(ほか)は無い...
沼田一雅 「白い光と上野の鐘」
...単にこれを特志者に一任するが如きは...
日野強 「新疆所感」
...森氏にチャップリンの事は一任する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ただ我々はそんな概括論に一任する前に...
柳田国男 「海上の道」
...この点はかの地方の篤志家に一任する...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...東野に一任することとした...
横光利一 「旅愁」
...伝奏屋敷に参って、諸道具引揚げと、お役代りへの明渡(あけわたし)の件、貴公に一任する、すぐ行けっ』『承知しました』惣右衛門は駈けて行った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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