「一介」の意味
取るに足らない一人の者
「一介」の例文(場面別)
- ビジネス彼は一介の社員に過ぎないが、その能力は社内でも高く評価されている。
- 日常会話私は一介の主婦ですが、地域のボランティア活動に積極的に参加しています。
- ニュース一介の市民が立ち上がり、地域の環境問題を解決するために活動を始めた。
小説での「一介」の使い方
...俯仰天地之间,不及下自名一介笔...
...當時まだ學生でまず一介の少年にすぎなかったヴェリチャーニノフのところへ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...あなたは一介の『永遠の夫』にすぎんと思ってたんだが...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...侯は所謂る一介の武辨を以て之に當らむとし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一介の雑報記者ずれを皇帝の換玉にして一時を糊塗しようなんて...
久生十蘭 「魔都」
...一介の仲仕であることに変りはないけれども...
火野葦平 「花と龍」
...博士と一介書生との取組こんな訳で...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...自ら称して一介の遊侠の徒に過ぎずとしているが胆略ともに実に底の知れない...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...そこで、自分の側に都合がよいように、いかにももっともらしい理由を沢山ならべ立て、「公はあの者を、ただ一介の貴族、自己の臣下が、ただその私用をもってミラノに来たもの、その他には何の資格もないものと思っておられました...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...当時のカエサルみたいな一介のローマ市民が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一介の貧書生から実業界の大物に登り上り...
横光利一 「旅愁」
...「自分は一介の書生にすぎぬが呉王に代って諸君に令を下すものである...
吉川英治 「三国志」
...おしくもなき一介(かい)の軍配(ぐんばい)とりじゃ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...一介の軽輩...
吉川英治 「新書太閤記」
...一介(いっかい)の平人(ひらびと)になって...
吉川英治 「親鸞」
...まだ一介(いっかい)の若僧(にゃくそう)にすぎない範宴が...
吉川英治 「親鸞」
...この一介の医生が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...何しろ昨日までは一介の志士であったし...
吉川英治 「松のや露八」
...私はまだ青くさい一介の若輩だし...
吉川英治 「宮本武蔵」
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