...一人口で生きるのはつらい...
...家族がいなくなり、一人口になってしまった...
...一人口分の食費が安くて助かる...
...彼は一人口の生活をエンジョイしている...
...一人口で暮らすことはストレスがたまる...
...三年の後或は十年の後には誰一人口にする者はなくなるでせう...
伊藤野枝 「遺書の一部より」
...八千五百円あれば一人口はらくらく養えるでしょう...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...誰一人口を利くものもなかった...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...誰一人口をきく者はなく...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...しかしかの老押丁とは誰一人口をきくものもなかった...
大杉栄 「続獄中記」
...その晩の食事のどんなに淋しかったことか! 誰一人口をきく者もいなかった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...アマリア一人口をききながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...両六斗では暮せますまい」「一人口は食えぬが...
直木三十五 「南国太平記」
...米の高えのを気にするようになれば、人間も一人前だ――手前(てめえ)なんざ、たった一人口で、下の婆さんに炊いて貰っている身体だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一人口ふやすのが惜しさに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一人口ふやすのが惜しさに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...悲(かな)しきは女子(をなご)の身(み)の寸燐(まつち)の箱(はこ)はりして一人口(ひとりぐち)過(すぐ)しがたく...
樋口一葉 「にごりえ」
...悲しきは女子(をなご)の身の寸燐(まつち)の箱はりして一人口(ひとりぐち)過(すぐ)しがたく...
樋口一葉 「にごりえ」
...一人口(ひとりぐち)は食えんでも...
火野葦平 「花と龍」
...ヴォー州は大体同一人口に対し一一人...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...一人口は食えなくても二人口は食えるなどと云って...
森鴎外 「雁」
...私一人口があるのについては...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...その癖あの山々の向うでエチオピアの戦のあるのを誰一人口にしない...
横光利一 「欧洲紀行」
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