...一万年に一度実をつけていた...
芥川龍之介 「桃太郎」
...一万年に一度結んだ実は一千年の間は地へ落ちない...
芥川龍之介 「桃太郎」
...いわゆる文化民俗の発達史が跨がっている一万年足らずの間における進歩はもちろん有史以前のそれに比べてははるかに著しいものにちがいない...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...一万年のお釈迦様が二千五百年でゴマ化しているのです...
石原莞爾 「最終戦争論」
...一匹の木虱から六ヶ月の間にふえる木虱を計算するには一万年もかゝるだらう! いくら大食共だつて...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...今おじさんが三四郎君を一万年ばかり前の世界へあんないしてあげよう...
海野十三 「洪水大陸を呑む」
...一万年も前の世界へ行くって...
海野十三 「洪水大陸を呑む」
...ちょうど一万年かかって今地球へもどってくるものもある...
海野十三 「洪水大陸を呑む」
...「うごく一万年前の光景」は...
海野十三 「洪水大陸を呑む」
...約一万年前の世界が...
海野十三 「洪水大陸を呑む」
...一万年前には、地球のまわりを月が二つ、まわっていたんだね」「ふーン...
海野十三 「洪水大陸を呑む」
...なにしろ一万年前の出来事なんだから...
海野十三 「洪水大陸を呑む」
...そして一万年か二万年たてば...
海野十三 「今昔ばなし抱合兵団」
...後一万年なんて絶対保たないだろうな...
C. スミス C. Smith The Creative CAT 訳 「いえ、いえ、ラゴーフにはもう!」
...一万年生きた亀の甲...
太宰治 「ろまん燈籠」
...それで怖くないんだろう? どうして笑ってなんかいられるんだろう? 五千年や一万年の中(うち)にそんな事は起りゃしないよ...
中島敦 「狼疾記」
...五粒飲むと一万年生き延びるのです...
夢野久作 「若返り薬」
...丁度一万年分集めてこの薬を作ったのです...
夢野久作 「若返り薬」
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