...一の宮を自天王と崇(あが)め...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...武蔵の国の一の宮...
中里介山 「大菩薩峠」
...今をときめいている一の宮だった...
堀辰雄 「姨捨」
...右大弁は又その一の宮に音楽のあそびに招かれて往っていた...
堀辰雄 「姨捨」
......
正岡容 「大正東京錦絵」
...一の宮にも数面が現存する...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...『秋斎間語』二に「尾州一の宮の神主(かんぬし)...
南方熊楠 「十二支考」
...伊勢の一の宮都波木大明神は猿田彦を祀(まつ)る(『三国地誌』二三)...
南方熊楠 「十二支考」
...東宮に次いでお生まれになった女一の宮を紫夫人は手もとへお置きしてお育て申し上げていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...三歳ぐらいになっておいでになる三の宮を女一の宮と同じように紫の女王(にょおう)がお養いしていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女一の宮の母女御も...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女一の宮の女御のほうに正しい道理のあるように見て...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...はじめは女一の宮の女御さんを力のように思っていましたし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どんな機会によって自分はこれほど一の宮へ接近することができるであろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...小説の芹川(せりかわ)の大将が女一の宮を恋して秋の日の夕方に思い侘(わ)びて家から出て行くところを描(か)いた絵はよく自身の心持ちが写されているように思われる薫であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...)此宮は長府の二の宮にて一の宮は此より一里北に住吉の神をまつると也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...すでに先手は一の宮...
吉川英治 「新書太閤記」
...長者の妻もまた讃岐(さぬき)の国の一の宮として祀(まつ)られている...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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