例文・使い方一覧でみる「一つ目」の意味

...その中でも殊に一つ目立つて凄じく見えるのは... その中でも殊に一つ目立つて凄じく見えるのはの読み方
芥川龍之介「地獄變」

...この一つ目の橋のあたりは大正時代にも幾分か広重らしい画趣を持っていたものである...
芥川龍之介「本所両国」

...一つ目の橋の袂を左へ切れて... 一つ目の橋の袂を左へ切れての読み方
芥川龍之介「妖婆」

...一つ目の浜へ着くようになった時... 一つ目の浜へ着くようになった時の読み方
泉鏡花「悪獣篇」

...一つ目の浜の方（かた）へ... 一つ目の浜の方への読み方
泉鏡花「悪獣篇」

...一つ目小僧の目のように輝いている... 一つ目小僧の目のように輝いているの読み方
海野十三「火星探険」

...顔に目がひとつしかない一つ目小僧かもしれない... 顔に目がひとつしかない一つ目小僧かもしれないの読み方
江戸川乱歩「奇面城の秘密」

...その中に一つ目小僧のばけものが... その中に一つ目小僧のばけものがの読み方
江戸川乱歩「鉄人Ｑ」

...偶然（ひよつと）彼（かれ）は俄（にはか）に透明（とうめい）に成（な）つた空氣（くうき）の中（なか）から驅（かけ）つて來（き）て網膜（まうまく）の底（そこ）にひつゝいたものゝやうにぽつちりと一つ目（め）についたものがある... 偶然彼は俄に透明に成つた空氣の中から驅つて來て網膜の底にひつゝいたものゝやうにぽつちりと一つ目についたものがあるの読み方
長塚節「土」

...下のほうは一つ目で終っている絹リボンによって子供らしく不器用にしめつけているため...
フランツ・カフカ　Franz Kafka 原田義人訳「城」

...一つ目は、以下のように説明できよう... 一つ目は、以下のように説明できようの読み方
デイビッド・ヒューム　David Hume 井上基志訳「人間本性論（人性論）」

...【一つ目小僧がどぶろくに酔い潰れた】時に... 【一つ目小僧がどぶろくに酔い潰れた】時にの読み方
ニコライ・ゴーゴリ平井肇訳「外套」

...この一つ目入道つたら！」と... この一つ目入道つたら！」との読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳「ディカーニカ近郷夜話　前篇」

...何一つ目には止まらなかつたよ... 何一つ目には止まらなかつたよの読み方
牧野信一「「学生警鐘」と風」

...要するに一つ目小僧物語の評は当時の蘭軒の言（こと）に尽きてゐる... 要するに一つ目小僧物語の評は当時の蘭軒の言に尽きてゐるの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...一つ目様に焼印を押されて... 一つ目様に焼印を押されての読み方
柳田国男「年中行事覚書」

...一つ目入道は見ているうちにロクロ首になりました... 一つ目入道は見ているうちにロクロ首になりましたの読み方
夢野久作「狸と与太郎」

...一つ目橋の上にかかった... 一つ目橋の上にかかったの読み方
吉川英治「新編忠臣蔵」

「一つ目」の読みかた

「一つ目」の書き方・書き順

いろんなフォントで「一つ目」