...――その前にもう一つ書きたき事は恒藤も詩を作れる事なり...
芥川龍之介 「恒藤恭氏」
...もう一つ書きたいのは...
芥川龍之介 「水の三日」
...花氷の殺人その他いま一つ書きもらせないのは...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...あなた方に渡す手当の明細書の各項目に一つ一つ書き込む...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...いまその目次を一つ一つ書き写していたら...
太宰治 「『井伏鱒二選集』後記」
...ただ一つ書き洩らしたことだけを補足してこの長い手記を終ることとしよう...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...こゝに一つ書き洩らしてならないことは...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...最後に一つ書き洩(も)らしてならないのは...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...それに一つ一つ書き留められているのが見出されたのだと...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...そしても一つ書き直すだけの力がなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...只ちよつと要綱のやうな一つ書きが殘つて居るだけでありますから...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...「僕は今度ガリヴア旅行記のやうなものを一つ書き上げた...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...今月も一つ書きかけたのであるが終に意に満ずして棄てた...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...あしたあたりから短い小説を一つ書き文芸時評をかき...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それらを一つ一つ書きつけて見ることにした...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それらを一つ一つ書きあげて見よう)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...最近に私は「伝説」という小さな本を又一つ書きました...
柳田國男 「日本の伝説」
...それを一つ書きに絵なり文字なりにして...
柳田国男 「年中行事覚書」
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