例文・使い方一覧でみる「一つまみ」の意味
スポンサーリンク...尖った板の先に一つまみ位の毛がちぎれて引っかかった... 
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「恐怖の幻兵団員」
...その人に一つまみのパンを与えます...
太宰治 「駈込み訴え」
...一つまみのパンをとり腕をのばし...
太宰治 「駈込み訴え」
...一つまみのパン屑を私の口に押し入れて...
太宰治 「駈込み訴え」
...一つまみの新茶を得て...
田山花袋 「新茶のかおり」
...ただ一つまみの灰殻（はいがら）のようなものしか残っていなかった...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...娘の部屋には一つまみの茶の葉もないのだ...
林芙美子 「暗い花」
...一つまみの棉の種を貰ったのを想ひ出した...
原民喜 「棉の花」
...縮れた一つまみきりの前髮を頭の天邊へ持つて行つて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...房髪（チューブ）脳天に剃り残した一つまみの房毛で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...一つまみ米をつまみ上げて手の平で吟味する――さうした大人のしぐさを感心して見てゐる私の足許に...
水野仙子 「白い雌鷄の行方」
...私はそれを一つまみとって空の微光（びこう）にしらべました...
宮沢賢治 「インドラの網」
...そのきれいな砂を一つまみ...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...そのきれいな砂（すな）を一つまみ...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...鷺は綿を一つまみ投げたように見えている...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...綿一つまみほどの白い形をして残った...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...上に一つまみの塩を載せる...
柳宗悦 「日田の皿山」
...一つまみの粟（あわ）と...
吉川英治 「新書太閤記」
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