...ワクワクしながら観察していますと...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...そして嬉しさにワクワクする胸を圧(おさ)えて...
海野十三 「柿色の紙風船」
...妾は俄かに胸のワクワクするのを覚えた...
海野十三 「三人の双生児」
...ソシテマタイツモノ期待ニ胸ヲワクワクサセテイタ気持トイッタラナカッタ)十二時過ギニ敏子ガ一人デコチラニ現ワレ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...新吉は胸がワクワクして...
徳田秋声 「新世帯」
...ワクワクしながら呟いた...
中戸川吉二 「イボタの虫」
...左衛門の長次の胸までワクワクさせるのでした...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...町内の若い衆をワクワクさせていますぜ」「そいつは初耳だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...唯ワクワクと暮してゐる樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お蘭がワクワクし乍らそれを待つて居るのを見て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まさにワクワクし乍ら画面に見入って居ると...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...兄貴をワクワクさせる相手が居るんだよ」早坂勇は原稿を整理して居る筆を投(ほう)り出して...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...未だそれが果してどうとも見当が附きもしないうちに彼の胸は嬉しさの余りワクワクと躍つた...
牧野信一 「公園へ行く道」
...そんな妄想に耽つて胸をワクワクと躍らせた...
牧野信一 「スプリングコート」
...胸をワクワクさせて怖る怖る歩いて来た時の気持は...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...からだ中がワクワクしてきた...
正岡容 「圓朝花火」
...家の病人の悪いと云う事で旅先から帰ると云うのは私にとっては今度が初めてで口に云い表わせないワクワクした気持がそう云う事に経験のない私の心を目茶目茶にかき廻した...
宮本百合子 「悲しめる心」
...私の安心と満足……冒険心と好奇心……それはどんなにかドキドキワクワクしたものでしたろう...
夢野久作 「少女地獄」
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