...健康が尚お全くすぐれない為めに...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...どうも何だか気分がすぐれないと云って...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...栄屋(七〇・上上)どうも気分がすぐれないので滞在しようかとも思つたが...
種田山頭火 「行乞記」
...身心はすぐれないけれど...
種田山頭火 「行乞記」
...十一月十二日どうしても身心がすぐれない...
種田山頭火 「其中日記」
...病状すぐれないと見えて欠勤...
種田山頭火 「其中日記」
...こう気分がすぐれないんだろう...
田山花袋 「田舎教師」
...三四年健康がすぐれないので...
徳田秋声 「蒼白い月」
...本陣はこのごろ私が気分がすぐれないのを気にかけてくるたんびに親切にたずねてくれる...
中勘助 「島守」
...昨夜のんだのと風邪っ気が抜けないのとで気分すぐれない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...彼の顔色にはすぐれないものがあった...
本庄陸男 「石狩川」
...たいした悪い容体になるのではなかったが、すぐれない、同じような不健康さが一年余りも続いた今では目に立って弱々しい姿になったことで、院は非常に心痛をしておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...怏々(おうおう)とすぐれない一日を過していたが...
吉川英治 「三国志」
...すぐれない顔色だが...
吉川英治 「三国志」
...何となくすぐれない容態である...
吉川英治 「三国志」
...今朝の彼が怏々(おうおう)としてすぐれないのは無理もなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...めっきりお体もすぐれないのだ...
吉川英治 「親鸞」
...さなきだに近ごろ健康のすぐれない法然に胸を傷(いた)ましめまいという師弟の思いやりからであった...
吉川英治 「親鸞」
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