...ブドウのワインに最も多く含んでいるのは酒石酸である...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...ワインが年を経るとよくなるのはこのことによっている...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...ちょっと面白い話だから、うそか本当か知らないが――まさかうそではあるまいけれど、コリンス先生の著述目録を見るとカメラ、ワイヤレス、飛行機、山、等、いろいろな物に関して本を出しているので、いささか当世流行の大衆向きライタアらしく、従って面白く書くことを目的としているから、ひょっとしたらこの話も又聞きぐらいかも知れぬ...
石川欣一 「可愛い山」
...オスカー・ワイルドの「ドーリアン・グレーの肖像画」などと共に...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...短期間の重症コレラに罹ってニューポート(ワイト島の都市)で死亡した男の持っていた古くなったカウヒール・ゼリーを食べた人たちの例だけである...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...英語でいえばホワット(何か)とホワイ(なにゆえ)といってもよいでしょう...
高神覚昇 「般若心経講義」
...とちゅうハワイによってから...
高山毅 「福沢諭吉」
...でも色が白すぎて、そこんとこが気にいらないけど、でも、それでは貞子もあんまり慾張りね、がまんするわよ、兄ちゃん、こんど泣いた? 泣いたでしょう? いいえ、ハワイの事、決死的大空襲よ、なにせ生きて帰らぬ覚悟で母艦から飛び出したんだって、泣いたわよ、三度も泣いた、姉さんはね、あたしの泣きかたが大袈裟で、気障(きざ)ったらしいと言ったわ、姉さんはね、あれで、とっても口が悪いの、あたしは可哀想な子なのよ、いつも姉さんに怒られてばっかりいるの、立つ瀬が無いの、あたし職業婦人になるのよ、いい勤め口を捜して下さいね、あたし達だって徴用令をいただけるの、遠い所へ行きたいな、うそ、あんまり遠くだと、兄ちゃんと逢えないから、つまらない、あたし夢を見たの、兄ちゃんが、とっても派手な絣(かすり)の着物を着て、そうして死ぬんだってあたしに言って、富士山の絵を何枚も何枚も書くのよ、それが書き置きなんだってさ、おかしいでしょう? あたし、兄ちゃんも文学のためにとうとう気が変になったのかと思って、夢の中で、ずいぶん泣いたわ、おや、ニュースの時間、茶の間へラジオを聞きに行きましょう、兄ちゃん今夜、サフォの話を聞かせてよ、こないだ貞子はサフォの詩を読んだのよ、いいわねえ、いいえ、あたしなんかには、わからないの、でもサフォは可哀想なひとね、兄ちゃん知ってるでしょう? なんだ、知らないのか...
太宰治 「律子と貞子」
...ワイセンフェルス公爵の御前でオルガンを奏(ひ)き...
野村胡堂 「楽聖物語」
...戦災孤児といっしょにハワイに移されて...
久生十蘭 「母子像」
...龍之介はワイシャツ一枚になってベッドに寝ころんだまま新聞を読んでいた...
平林初之輔 「謎の女」
...大公はライスカレーしか食べず、ワインは飲まず、大きな桃を四個、コーヒーを二杯飲んだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...この代りにマイワイをやらうといふのさ...
牧野信一 「歌へる日まで」
...ワイは支那字威(ウェイ)で...
南方熊楠 「十二支考」
...そのワイワイ連中の気持の中にだって――私と同じような...
三好十郎 「その人を知らず」
...役人のところへ行っちゃワイロをつかませたり...
三好十郎 「胎内」
...ワイワイ騒々しい事!半次尚も...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...俺の想像した通りだワイ』彼は窓へ近づいてソッと外の様子を覗(うかが)った...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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