...ところがこの書物についてある僧侶がローマ法王に讒言(ざんげん)したので...
石原純 「ガリレオ・ガリレイ」
...ローマ法王の権勢に抗して宗教の独立を唱えてより以来...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...これを相続者となさんことをローマ法王に奏願す...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...ローマ法王の管轄を受けざることと...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...ローマ法王を奉戴せざること...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...しかして今やゲルマン政府の宗教に干渉するやローマ法王よりもはなはだし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...彼らはただ頭に皇帝を――ローマ法王をいただいた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ローマ法王らは理性の光を禁じている...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...全く市と世界とに(訳者注 ローマ法王の祝祷中にある言葉)である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...欧州はローマ法王の巨大な権利からのがれて...
中井正一 「美学入門」
...従前「教に係(かか)わったミカド」(『仏人モンブラン新説書』)すなわちヨーロッパにおけるローマ法王のごとく思惟され...
服部之総 「尊攘戦略史」
...大学教授、ローマ法王、文壇の大家、田舎夫子、…………...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...ランケの「ローマ法王伝」や...
穂積陳重 「法窓夜話」
...ローマ法王となり...
南方熊楠 「十二支考」
...一九三〇年の初めローマ法王を先頭にして...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...国際的な事実としてローマ法王ピオ十三世が世界外交のかげにもっている役割は何であるかを見せつけられた...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...ローマ法王から日本に派遣された宣教師シドッチを...
武者金吉 「地震なまず」
...何かこの老婦人がローマ法王と喧嘩でもしたことがあるのかといった風に奇異な眼をぼくらの方へあつめていた...
吉川英治 「随筆 新平家」
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