...……それから気質(きしつ)上のロマン主義者...
芥川龍之介 「彼 第二」
...11ヨハネバプテズマのヨハネはロマン主義を理解出来ないクリストだつた...
芥川龍之介 「西方の人」
...ワイルドの彼にロマン主義者の第一人を発見したのは当り前である...
芥川龍之介 「西方の人」
...イギリスのロマン主義時代の流行児だつた「僧」の作家ルイズさへやはりこのシリイズの中の一人である...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...いづれもロマン主義者になる訣である...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...ハイネはこの「ドイツ・ロマン主義運動」の一節の中(うち)に芸術の母胎へ肉迫してゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...夫人のロマン主義は迷信的な方面を持っていた...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...今度はドイツ=ロマンティクがいつの間にかそのまま日本ロマン主義になっていたりするのである...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...ロマン主義者にだけ必要なのであって...
戸坂潤 「思想としての文学」
...この楽天説と冒険主義とからなるロマン主義と理想主義とをお勧めしたいと考える...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...このロマン主義と理想主義とをお勧めするのも...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...ロマン主義的イロニーにまで盛上るのに一五〇年の立後れをした視覚でもある...
中井正一 「生きている空間」
...ロマン主義だとか能動精神だとか行動主義だとか云われるようになったけれども...
林芙美子 「文学的自叙伝」
...ロマン主義詩の時代をもたらした...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...氣質上のロマン主義者...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...ロマン主義運動ドイツに始まつたローマン主義運動は十九世紀の始まると共にスカンヂナヴィアにもはいつて來ました...
宮原晃一郎 「スカンヂナヴィア文學概觀」
...私は古風なロマン主義者でも巫女(みこ)でもないから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この時代のロマン主義者たちは(文学界の人々)自然主義時代を成長の形として生きとおした人...
宮本百合子 「獄中への手紙」
便利!手書き漢字入力検索