...若(も)し彼の(クリストの)ロマン主義的な色彩を除けば...
芥川龍之介 「続西方の人」
...「マダム・ボヴアリイ」を書いた作家は文芸上にも又ロマン主義者だつた...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...近松も亦ロマン主義者であらう...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...この抒情詩を持つてゐるものをロマン主義者と呼ぶとすれば...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...いづれもロマン主義者になる訣である...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...ハイネはこの「ドイツ・ロマン主義運動」の一節の中(うち)に芸術の母胎へ肉迫してゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...気質上のロマン主義者...
芥川龍之介 「僕は」
...シェリングのロマン主義的自然解釈法は...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...伝統主義的乃至回顧的なロマン主義はヒューマニズムと凡そ反対なものだということを...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...であればこそロマン主義者や主体主義者がまずヒューマニストを以て名乗り出たのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...この楽天説と冒険主義とからなるロマン主義と理想主義とをお勧めしたいと考える...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...少年ロマン主義者シューマンの家系には...
野村胡堂 「楽聖物語」
...腹の底からロマン主義者になっていたのである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...古典主義またはロマン主義のいう意味での象徴性を含んでいるものでもない...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」解説」
...ロマン主義詩の時代をもたらした...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...ワイルドの彼にロマン主義者の第一人を發見したのは當り前である...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...一貫せるロマン主義スカンヂナヴィア文學は英吉利また獨逸の文學とその發達の經路を殆んど同じくしてゐる...
宮原晃一郎 「スカンヂナヴィア文學概觀」
...私は古風なロマン主義者でも巫女(みこ)でもないから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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