...彼のロジックはちっとも合っていないのである...
海野十三 「不思議なる空間断層」
...なんたる論理(ロジック)だ! 人が金につまって...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「熊」
...歴史はそうした事物自身のロジックなのだ...
戸坂潤 「技術的精神とは何か」
...というのが現下の多くのリベラリスト予算批評家のロジックなのだが...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...全く原始的なロジックにしか過ぎないだろう...
戸坂潤 「思想としての文学」
...これはつまり職業意識から来るロジックで...
戸坂潤 「思想としての文学」
...それがその社会のロジックの要素としての諸範疇を構成するというのである...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...広義に於ける論理=ロジックと呼んでもいいものであるが...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...私はなぜ之をロジックと区別せねばならぬか...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...他のものはというのが私の論理(ロジック)でした...
夏目漱石 「こころ」
...健三の論理(ロジック)はまるで細君に通じなかった...
夏目漱石 「道草」
...己は口にだけ論理(ロジック)を有(も)っている男じゃない...
夏目漱石 「道草」
...今後とも互に不実不人情に相成ざるよう心掛たくと存(ぞんじ)候」健三には意味も論理(ロジック)も能(よ)く解らなかった...
夏目漱石 「道草」
...「自分の結婚ですらこうだのに」という論理(ロジック)がすぐ彼女の頭に閃(ひら)めいた...
夏目漱石 「明暗」
...明後日解決ができなければ……」これが彼女の論法(ロジック)であった...
夏目漱石 「明暗」
...見えないからそう鑑定するのよ」夫人の論議(ロジック)は普通のそれとまるで反対であった...
夏目漱石 「明暗」
...君も安々と取れるんだ」「そういう論理(ロジック)になるかしら」「当り前さ...
夏目漱石 「明暗」
...第一論理(ロジック)という事が馬鹿々々しい...
二葉亭四迷 「私は懐疑派だ」
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