...慥かにはあ四十一留(ルーブル)と二十哥(コペエク)ありましただあ...
石川啄木 「我が最近の興味」
...かつてルーブル美術館からダビンチ筆の「モナリザ」を盗み出し...
海野十三 「すり替え怪画」
...方々のポケットに七十ルーブルから詰まっていることがあった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...どこやらの百姓が一車二ルーブルと吹っかけたと憤慨しているのが聞えてくる...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「天才」
...どんなもんでしょうねえ?」「一體幾らお出しになるつもりなんです?」「まあ四五百ルーブルですね...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...持ち主は春からさきを幾ルーブルかでこの庭を賃貸ししていた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...四千ルーブルといえば...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...それでつごう三千ルーブルになりますよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...なんでも八千ルーブルとかで木を切り出させるんだとさ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...三千ルーブルのお金のことをあなたにお話ししませんでして?」「話したどころじゃありませんよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...あいつから十ルーブルもらったなんて』『そんなことがあるもんか...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...『親爺はまだちょうど三千ルーブルだけおれに支払う義務があるのだ』と御自分の口からわたくしにおっしゃいました...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...私はロシヤへ這入つてから二拾円だけルーブルに換へました...
林芙美子 「シベリヤの三等列車」
...――こゝではルーブルでチップをやつてもボーイは決して有難い顔をしないでせう...
林芙美子 「シベリヤの三等列車」
...二個一ルーブルで買つて...
林芙美子 「シベリヤの三等列車」
...年に四百ルーブル...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...米貨一ドルを二ルーブルに両換えさせられたのでサンドイッチが三ドルです...
三浦環 「お蝶夫人」
...ゴム製尻あてのような大きい輪パン一ルーブル...
宮本百合子 「新しきシベリアを横切る」
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