例文・使い方一覧でみる「リンクス」の意味

...金の指輪やリンクスと共に... 金の指輪やリンクスと共にの読み方
夏目漱石「彼岸過迄」

...サチロスはその笛を以てシリンクスを喚び起し... サチロスはその笛を以てシリンクスを喚び起しの読み方
ホーフマンスタール　Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳「チチアンの死」

...江豚（いるか）・蛇・驢（うさぎうま）・虎・山猫（リンクス）・豹を愛す（スミス『希臘羅馬人伝神誌字彙（ジクショナリー・オヴ・グリーク・エンド・ロマン・バヨグラフィー・エンド・ミソロジー）』巻一）... 江豚・蛇・驢・虎・山猫・豹を愛す』巻一）の読み方
南方熊楠「十二支考」

...人物精霊　　　　三人シリンクス　ダイアナ神ニ侍リ美くしい又とない様な精女（ニムフ）ペーン　　　マアキュリの長子林の司こんもりしげった森の中遠くに小川がリボンの様に見える所...
宮本百合子「葦笛（一幕）」

...云うまでもなくシリンクスの肌のしなやかさをしとうてじゃ... 云うまでもなくシリンクスの肌のしなやかさをしとうてじゃの読み方
宮本百合子「葦笛（一幕）」

...白い着衣に銀の沓をはいてまぼしい様なかおをうつむけてシリンクスが向うの木のかげから出て来る...
宮本百合子「葦笛（一幕）」

...美くしいシリンクスさん... 美くしいシリンクスさんの読み方
宮本百合子「葦笛（一幕）」

...身分の高いものではございませんですから――良う御ききなされ美くしいシリンクス殿...
宮本百合子「葦笛（一幕）」

...シリンクスの涙をこぼして居る様子を見てサッとかおを赤くする... シリンクスの涙をこぼして居る様子を見てサッとかおを赤くするの読み方
宮本百合子「葦笛（一幕）」

...シリンクス？　私は一寸ためらわずにハッキリと「お前を愛して居る」と云えるのだよ...
宮本百合子「葦笛（一幕）」

...アアお前はあんまりきれいな心をもって居る！精女　――ペーン　シリンクス！　美くしい精女！　私の気が狂いそうになって来た...
宮本百合子「葦笛（一幕）」

...アア私の霊（タマシイ）！ペーンはシリンクスのわきにつっぷす... アア私の霊！ペーンはシリンクスのわきにつっぷすの読み方
宮本百合子「葦笛（一幕）」

...シリンクスも座って居る... シリンクスも座って居るの読み方
宮本百合子「葦笛（一幕）」

...あの人も――この方も――立ち上りながらシリンクスはおそれて叫ぶ...
宮本百合子「葦笛（一幕）」

...シリンクスは小川の方に向ってかけながらとぎれとぎれに高い声で云う...
宮本百合子「葦笛（一幕）」

...あの響が……シリンクスの姿に似た響があの美くしさのせめてもの形見になるのだ...
宮本百合子「葦笛（一幕）」

...地獄の古（ふる）リンクス奴が怯れている... 地獄の古リンクス奴が怯れているの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳「ファウスト」

...自分の上にも下にも同僚にもいわゆる鵜の眼鷹の眼リンクスの眼の鋭い人達がそろっていてこのボンヤリ者を支えていてくれたからであろう...
森於菟「放心教授」

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