...たとえばリュート類似の弦楽器として概括さるべきものに...
寺田寅彦 「日本楽器の名称」
...でなければフリュートをつき合って下さい...
中里介山 「大菩薩峠」
...フリュートなぞが単独に吹奏される部分でだけ...
中原中也 「撫でられた象」
...フリュートを名人モイーズが受け持った名盤であるが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...フリュート協奏曲モーツァルトの美しい「フリュート協奏曲」が三つレコードされている...
野村胡堂 「楽聖物語」
...モイーズのフリュートはフランス風の堅い透明な音で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...蘆の中へそっと木笛(フリュート)を置いた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...それを木笛(フリュート)に結びつけた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ほのぼのと木笛(フリュート)を吹いていたわびしそうな姿が眼にうかぶ...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ゆるゆると木笛(フリュート)を吹いている...
久生十蘭 「キャラコさん」
...木笛(フリュート)の音はまだきこえていた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...長謙さんがフリュートのfのようなやわらかな声でいった...
久生十蘭 「だいこん」
...かつてフリュート吹きであったある退職音楽師の粗ラシャの外套を剥ぎとろうという犯行の現場で...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...されば絶対(アブソリュート)の理論においては...
福沢諭吉 「日本男子論」
...フリュートのコンチェルトが一つ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...フリュートは日本の人としては相当にやりますが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ヒョロヒョロと空気を伝わるフリュートの音に...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...フリュートの音が...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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