...大きいリボンをした少女が一人...
芥川龍之介 「少年」
...家々の窓からは花輪や国旗やリボンやが風にひるがえって愉快(ゆかい)な音楽の声で町中がどよめきわたります...
有島武郎 「燕と王子」
...市場の西瓜は柄に小さな赤いリボンがついている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...と主税が、胸を斜めにして、片手を膝へ上げた時、お妙のリボンは、何の色か、真白な蝶のよう、燈火(ともしび)のうつろう影に、黒髪を離れてゆらゆらと揺(ゆら)めいた...
泉鏡花 「婦系図」
...さういふ風にして通つた道の長さだけをすつかり絹のリボンで敷いてしまふ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...妾のはらからの頭にはチャンとリボンが三つついていた...
海野十三 「三人の双生児」
...その美しいリボンをほどき...
大阪圭吉 「香水紳士」
...鶯色(うぐいすいろ)のリボン...
田山花袋 「少女病」
...火のような色のリボン飾(かざ)りのついた旧式の室内帽(しつないぼう)をかぶっていた...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...水色のリボンの捲(ま)かれた深い麦稈(むぎわら)帽子を冠(かぶ)って...
徳田秋声 「あらくれ」
...南には九十九里の海――太平洋の一片が浅黄(あさぎ)リボンの様に見える...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...アントアネットは胴着にリボンを縫いつけながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...リボンと花とで飾られた汚賤(おせん)のそれらの車は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...すこし伸び過ぎたパマの髪を耳のうしろからリボンで結び...
永井荷風 「来訪者」
...買物に行つたついでに綾ちやんへ指輪とリボンを買つて来て上げたのよ...
牧野信一 「秋雨の絶間」
...細い色リボンの花飾りがついていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...リボンで鉢巻をしているのは...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...「これで夏が越せます」「リボンをはずすといい」「なに...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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