...きれいなリボンをつけ...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...ちいさなリボンがいわえつけてあって...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「小夜啼鳥」
...十数条の長い紙のリボンを投げ出し...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その子は頭髪に赤いリボンをつけていたのをハッキリ憶えているのよ...
海野十三 「三人の双生児」
...リボンの色は、淡声(ママ)色系統のものがよい...
大手拓次 「「香水の表情」に就いて」
...細い青いリボンの襟(えり)かざりがつけてあります...
鈴木三重吉 「一本足の兵隊」
...帽子のリボンを押えようとすると...
竹久夢二 「風」
...鈴を数多くつけライラックの香気をくゆらしたあのモスリンとリボンとの軽快な化粧は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...襟(えり)より後は肩を蔽(おお)ふほどに広く折返したるカラーをつけ幅広きリボンを胸元にて蝶結びにしたり...
永井荷風 「洋服論」
...女の結んでいたリボンの色が映った...
夏目漱石 「三四郎」
...その根元に赤いリボンを括(くく)りつけた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...赤(あか)い幅(はゞ)のあるリボンを蝶々(てふ/\)の樣(やう)に頭(あたま)の上(うへ)に喰付(くつつ)けて...
夏目漱石 「門」
...口からリボンをお出しなさい...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...丈の長い淡紅(とき)色のリボンを翻(ひら)めかしながら力漕をつづけているのは...
久生十蘭 「湖畔」
...もしこのリボンから僕がそのフランス人をマルタ島船舶の乗組員だと推理したことがまちがっているとしてもだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...そのころの人々にはまだ見馴(みな)れなかった西洋の帽子や、肩掛けや、リボンや、いろいろの派手な色彩を掛け連ねた店は子供の眼にはむしろ不可思議に映った...
水上滝太郎 「山の手の子」
...それに桃色リボンをちょいと結んでつけて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...自分の頭から 赤いリボンをとつて...
村山籌子 「十五夜のお月様」
便利!手書き漢字入力検索