...リウマチも、釣を勉めて、とう/\根治したです...
石井研堂 「元日の釣」
...例(いつも)のリウマチに...
石川啄木 「鳥影」
...リウマチの方はモウ癒つたんで?』と信吾は自分の話を避けた...
石川啄木 「鳥影」
...例(いつも)のリウマチに...
石川啄木 「鳥影」
...かの乞食が橋の下に草枕して明月を見るような心で国家を見るものは、ますます稀だ」定助は薄暗い光りに正造の様子をまじまじと見つめつつ、「この頃は御病気の方はどうですか、例のリウマチス、旅行中に起きませんでしたか」「なに格別のことはなかった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そこらの柱などは僂麻質斯(リウマチス)でも患つてゐるらしく...
薄田泣菫 「茶話」
...調馬中に筋でも違(たが)えたかそれとも軽いリウマチスに罹ったかということになって...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...始めのほどはリウマチスの病(やまい)さへ癒(い)えて舞ふに苦しからずなりなば再び新橋にや帰らん新に柳橋にや出でんあるひは地を選びて師匠の札(ふだ)をや掲げんなぞ思ひ企(くわだ)つる処さまざまなりしかども...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...床に就いたが頸部(けいぶ)のリウマチスが起って中々眠れない...
中島敦 「光と風と夢」
...移民生活につきもののリウマチスも出ないという話はよく聞くことである...
中谷宇吉郎 「温泉1」
...内儀はひどい痛風(リウマチ)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...十月×日お母さんが例のリウマチで...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...リウマチスといふ診斷だつた...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...今でこそリウマチスのために足が不自由になつてゐるとは云へ...
堀辰雄 「匈奴の森など」
...表むきはリウマチで動けないという母の代りに姉が出向いて十日余りも滞在したことがあった...
矢田津世子 「父」
...リウマチの薬と違いますか」と武谷博士が大真面目で質問した...
夢野久作 「近世快人伝」
...右手のリウマチスが再発致しました旨の...
夢野久作 「暗黒公使」
...それも論文を書く學生とか少々リウマチの氣のあるといふ老人とかですから靜かなものです...
若山牧水 「樹木とその葉」
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