...羅甸(ラテン)並に希臘(ギリシヤ)の初学を卒業せしものなり...
芥川龍之介 「骨董羹」
...この名前はコンスタンティン帝(272-337:キリスト教を公認)のときまでラテン語では使われず...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...羅甸(ラテン)語交(まじ)りで詩人ホラチウスの話でもしたに相違ないと思ふ人があるかも知れないが...
薄田泣菫 「茶話」
...魚の骨10・24(夕)羅甸(ラテン)の諺(ことわざ)に「少年にして智慧あらば...
薄田泣菫 「茶話」
...草は丘の斜面で春の炎のように燃えたっている――「最初の雨にうながされて草ははじめて萠(も)えそめる〔原文ラテン語〕」――あだかも帰りきたる太陽にあいさつするために大地が内部の熱を送り出したかのように...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ラテン語(ご)で書(か)かれています...
高山毅 「福沢諭吉」
...拉丁(ラテン)語の教師...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...拉丁(ラテン)区にねえ...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...アレース(ラテン名マース)ヂュウスの子...
土井晩翠 「「イーリアス」例言」
...チュートン人種がラテンもしくはケルト人種における...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...哲学はそのラテン語によるスコラ階級的伝統を破るには十七世紀の初頭までかかる必要があった...
戸坂潤 「思想としての文学」
...尤も『メディタチオネス』や『プリンキピア』(いずれもラテン原文)の仏訳語については...
戸坂潤 「読書法」
...その文句をラテン語に翻訳して書いてやろうか」と言う...
中谷宇吉郎 「南画を描く話」
...表紙に拉甸(ラテン)語でVITA SEXUALISと大書した...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...さういふ時爺いさんは紋に Constantia et fidelitas といふラテン語の鋳出(ゐだ)してある...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...だからスポンギアはラテン語ではみだらな言葉である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...何とまた鼻もちならぬ思いあがりであろう! 若しその夫たちがラテン語のわかる人たちであるなら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...論理学・形而上学等の彼の著書は大部分既に十二世紀にラテン語に飜訳されている...
和辻哲郎 「鎖国」
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