...確かにその時どきのある一個の事象に対しては幼稚なまでに直路(ひいぶる)なライデンシャフトを持ってたかも知れない...
大島亮吉 「涸沢の岩小屋のある夜のこと」
...僕の持っているモンテーニュの『論集(エッセー)』(十七世紀ライデン版)などは...
辰野隆 「愛書癖」
...後和蘭(オランダ)国ニ留学ノ日亦同シク霊田(ライデン)ニ住シ...
津田真道 「西周伝」
...ただ彼が昨年の五月ライデンの大学で述べた講演の終りの方に...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...しかるに今年三月初めに至って和蘭(オランダ)ライデンの大学教授オンネス氏はついにこれをも液化し得たと伝えられる...
寺田寅彦 「話の種」
...クリストフはライデン行きの切符を買った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...今日でも、ハーグ、ライデン、ユトレヒト、ハーレムなどでは、大体からいって、町は近代化されてありながらも、なお昔を思わせるものが少なからず残っている...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...オランダ人の中にもハーグやライデンやユトレヒトなどをば純粋にオランダ的に保存したいと熱望する者が少ないと聞いた...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...父は犠牲を払っても四男だけはライデンの大学に入れたいと思っていたけれども...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...彼がライデンの風車の下の貧しい家の片隅で描き始めたのも彼自身の顔と近親者(その頃は父と母と妹)の顔だったが...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...同じ時代にオランダのライデン大学で医学を学び...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...更に彼はデモーニッシュなものはあらゆるライデンシャフトに伴ふのがつねであると述べた...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...そして我々はそれが個人的としては「ライデンシャフト」に...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...」といはれた句に於けるライデンシャフトから區別しなければならぬ...
三木清 「歴史哲學」
...ライデンシャフトは個人的身體に結合し...
三木清 「歴史哲學」
...歴史に於ける如何なる大いなるものもライデンシャフトなしには...
三木清 「歴史哲學」
...その雛が土に触れぬうちに取らずば薬用に堪えずと一六五五年ライデン版『ムセウム・ウォルミヌム』七二頁...
南方熊楠 「十二支考」
...さればドライデンの詩にも「禍難はコッカトリセの眼に異ならず...
南方熊楠 「十二支考」
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