...また新約聖書はヨハネ伝の十三章―十七章を以て絶頂に達せりと見らるるにもかかわらず...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...あのヨハネ伝の弟子(でし)の足を洗ってやる仕草を真似(まね)していやがる...
太宰治 「美男子と煙草」
...ヨハネ伝の翼を得るは...
太宰治 「HUMAN LOST」
...「墓にある者みな神の子の声をききて出(い)づる時きたらん」(『ヨハネ伝』第五章二十八節)の章句が記してあったのであろう...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...罪の女――『ヨハネ伝』第八章三節以下...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...エデンの園がジャングル――だがそれでもやはり輝かしいジャングル――になるとき……二度目にかもしたカナの酒(ヨハネ伝第二章にある婚姻の席で現わしたイエスの奇蹟)がカルバリの酢に変るときでもじや...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...ヨハネ伝第十二章第二十四節アンナ・グリゴリエヴナ・ドストイエフスカヤにおくる作者よりこの物語の主人公アレクセイ・フョードロヴィッチ・カラマゾフの伝記にとりかかるに当たって...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...そしてその言葉は「道(ことば)」となる(訳者注 太初に道(ことば)あり道は神と偕にあり道は即ち神なり云々――ヨハネ伝第一章)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ヨハネ伝四章十二)...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...先ずヨハネ伝第十五章を見給え...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...「うちいつでもヨハネ伝の十九章を読むんよ...
北條民雄 「鬼神」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...ヨハネ伝第三章二十九私はいく晩となく長いあいだ室に座つてゐた...
室生犀星 「愛の詩集」
...馬太伝(マタイでん)やヨハネ伝も読んだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...ヨハネ伝の“始めに言葉あり”も...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...福音書は最も新しいヨハネ伝でも紀元後百二十年ごろ(すなわちイエスの十字架の後...
和辻哲郎 「孔子」
...そうしてこのヨハネ伝がロゴスの思想によってキリストを解釈しようとしたものであり...
和辻哲郎 「孔子」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??