...次にイコバヤワケの王は...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...ワルシヤワの借金(しやくきん)を拂(はら)はぬので...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...こんなテンヤワンヤのときに...
高見順 「いやな感じ」
...また南方薩摩、琉球のむかふには、ジヤワ、スマトラに根城をおくオランダ艦隊と、印度、マライに足場をもつイギリス艦隊とが、南太平洋や東支那海で覇をあらそひながら、東上しつつ、オランダ艦隊が臺灣を掠めとれば、イギリス艦隊は琉球に上陸した――...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...オランダ東印度會社はジヤワ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...こんなヤワな細工をおっぺしょって娑婆(しゃば)へ飛び出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...それに一顧も与えるようなヤワなお姫様ではありません...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...毒なんぞにやられるやうなヤワな身體ぢやねえ」肉體の衰へを自覺しまいとする...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...塀には恐ろしくヤワな忍び返しが打ってあるから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いつもより念入りにシヤワアを浴び...
牧野信一 「サクラの花びら」
...ワヤワヤした生活の音響が感じられます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こんなテンヤワンヤのご時世が見えねえ訳でもあるめえに...
三好十郎 「斬られの仙太」
...サラリーマン根性的に抱きしめて他を顧みぬと言うテンヤワンヤだけであった...
三好十郎 「俳優への手紙」
...ワヤワヤとお騒ぎになっただけで...
夢野久作 「少女地獄」
...どうなったんだかテンヤワンヤわからない状態に陥ってしまった...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...「ヤワハラルの鞍がえは...
横光利一 「上海」
...瓜哇(ジヤワ)あたりの売春婦の通(つう)を話した人もあつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...三円三十五銭はもうワルシヤワの手前で払つたのである...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??