...彼に於ては趣味はモードとしてではなく原始的な感能として行き渡る...
戸坂潤 「思想としての文学」
...思想上学術上のモードの新しさを追い求めるという一つの心理も亦...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...その方法のファッション・アラ・モードぶりから云っても...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...モード氏はあれは本当かといふやうな質問をしてゐた...
中谷宇吉郎 「ツーン湖のほとり」
...あの下に AMERICAN UNDERSTOOD と書き添へて置けば良いのでせう」とモード夫人も案外辛辣なことを云ふ...
中谷宇吉郎 「ツーン湖のほとり」
...モード氏は若い時でも余り山登りなどはしなかつただらうと思はれる身体付きの癖に...
中谷宇吉郎 「ツーン湖のほとり」
...彼女の姿はなぜか完全にレストラン”ブフアラモード”[10]の看板を連想させた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...ブフアラモードとは赤ワインでマリネした牛肉の蒸し煮...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...豊川も学友の一人にえらばれてモードリン・カレッジへ移るようにとすすめられたが...
久生十蘭 「川波」
...丸い棒のようになって横倒しにノルマンディーふうの小箪笥(コンモード)のうえに落ちかかり...
久生十蘭 「キャラコさん」
...れいのアイスクリーム・ア・ラ・モードというやつ...
久生十蘭 「キャラコさん」
...JBDMはフランスでは珈排のミクストの方式(モード)さ...
久生十蘭 「だいこん」
...たいへんなデモードね」「あなた...
久生十蘭 「野萩」
...でも三十年というとたいへんなデモードね」「あなたは巴里のキャンプで伊作といっしょでしたって」「十二人の方と七十日ばかりおりましたが...
久生十蘭 「ユモレスク」
...ジャルダン・デ・モードを読んでいらっしゃった...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...ノートルダムのカシモードに似てゐて...
牧野信一 「タンタレスの春」
...それよりのうわ手なカシモードであるとも知らず...
牧野信一 「タンタレスの春」
...薄暗い糞壺(モード)を廻って運ばれて来た...
横光利一 「上海」
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