...ジャルダン・デ・モードやヴォーグなどと云う外国の雑誌を参考にして...
谷崎潤一郎 「細雪」
...クリティシズムはそのために私かに或いは公然と(それはモードやポーズの区別だが)体系を用意してかかる...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...彼に於ては趣味はモードとしてではなく原始的な感能として行き渡る...
戸坂潤 「思想としての文学」
...一つのモードとして産み出している...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...思想上学術上のモードの新しさを追い求めるという一つの心理も亦...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...アラモードなのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...この研究・省察・関心・におけるファッション・アラ・モードぶりは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...じつはこの際のファッション・アラ・モードだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...その方法のファッション・アラ・モードぶりから云っても...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...思想であるよりもモードにすぎぬ...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...モード氏がそんなことを少しも知らずに...
中谷宇吉郎 「ツーン湖のほとり」
...モード氏は其の中から...
中谷宇吉郎 「ツーン湖のほとり」
...丸い棒のようになって横倒しにノルマンディーふうの小箪笥(コンモード)のうえに落ちかかり...
久生十蘭 「キャラコさん」
...訳がわからないのは山川家の法(モード)なんだから...
久生十蘭 「蝶の絵」
...ニキチャップとブフアラモード...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...素晴しいもんだな――」ナンシーがカシモードと仇名した亀さんは...
牧野信一 「タンタレスの春」
...雑誌のモードは、山に海にと、闊達自由な服装の色どりをしめし、野外の風にふかれる肌の手入れを指導しているけれども、サンマー・タイムの四時から五時、ジープのかけすぎる交叉点を、信号につれて雑色の河のように家路に向って流れる無数の老若男女勤め人たちの汗ばんだ皮膚は、さっぱりお湯で行水をつかうことさえ不如意な雑居生活にたえている場合が多い...
宮本百合子 「偽りのない文化を」
...それがフランスの外貨カクトク法だからとモードこしらえているのかしら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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