...それはこれらの要素を編集して一つの全体を作るいわゆるモンタージュの立場における選択過程である...
寺田寅彦 「映画芸術」
...要するにモンタージュは平凡な「編集」という言葉をもって代用してもたいしてさしつかえないという事はプドーフキンの著書の英訳にエディチングという英語を当ててあることからも想像されるであろう...
寺田寅彦 「映画芸術」
...いわゆる発句はそれ自身の中にすでに若干の心像のモンタージュ的構成を備えているものである...
寺田寅彦 「映画芸術」
...「思い切ったる死に狂い見よ」「青天に有明月(ありあけづき)の朝ぼらけ」と付けたモンタージュと...
寺田寅彦 「映画芸術」
...要するにこれらのモンタージュの要訣(ようけつ)は...
寺田寅彦 「映画芸術」
...「咳声(しわぶき)の隣はちかき縁づたい」に「添えばそうほどこくめんな顔」は非同時性(アシンクローネ)モンタージュであり...
寺田寅彦 「映画芸術」
...それをモンタージュ的に構成することによって...
寺田寅彦 「映画芸術」
...日本固有芸術の中にモンタージュの真諦(しんたい)を発見して驚嘆すると同時に...
寺田寅彦 「映画芸術」
...いわゆるモンタージュの芸当をあまりにわざとらしく感じさせるようなところもある...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...日本人の目から見ても最もすぐれたモンタージュ芸術の典型として推すべきものはいわゆる俳諧連句そのものである...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...このごろ舶来のモンタージュ術と本質的に全く同型で...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...もっともっと美しい深い内容的のモンタージュはいかなる連句のいかなる所にも見いだされるであろう...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...花と花器とのモンタージュの洗練されうるかを知ることができる...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...それを充分に発揮させるためにはその器物の用と相関連したモンタージュの把握(はあく)が必要ではないかと考えるのである...
寺田寅彦 「青磁のモンタージュ」
...モンタージュまた一つの場面の推移をはこぶコマ数の按配(あんばい)...
寺田寅彦 「山中常盤双紙」
...モンタージュを行なって...
寺田寅彦 「ラジオ・モンタージュ」
...その演技のモンタージュ的なのに驚いたという話である...
寺田寅彦 「ラジオ・モンタージュ」
...モンタージュの千変万化(せんぺんばんか)をつくして...
夢野久作 「木魂」
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