...部屋のかどになった所に折れ曲がって据(す)えてあるモロッコ皮のディワンに膝(ひざ)と膝を触れ合わさんばかり寄り添って腰をかけて...
有島武郎 「或る女」
...葉子が薄暗い婦人待合室の色のはげたモロッコ皮のディバンに腰かけて...
有島武郎 「或る女」
...モロッコがわの着物を着ていて...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「いいなずけ」
...モロッコがわの着物を着ているのよ...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「いいなずけ」
...アフリカのモロッコ國(こく)の首府(しゆふ)モロッコから三里(さんり)ほど離(はな)れた一部落(いちぶらく)であつて...
今村明恒 「地震の話」
...あのモロッコの蛮族同様に心得ているんだな」彼が謎の様な言葉を吐くのは...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...「俺は嘗つてモロッコ人を三人...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...それは金の飾りや留金のついてゐる上品なモロッコ革の箱であつた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...義太夫(ぎだゆう)音楽でも時とともに少しずつその形式を進化させて行けば「モロッコ」や「街(まち)の灯(ひ)」の浄瑠璃化(じょうるりか)も必ずしも不可能ではないであろう...
寺田寅彦 「生ける人形」
...これを彼(か)の「モロッコ」の冒頭に出て来るアラビア人と驢馬(ろば)のシーンに比べるとおもしろい...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...後日「モロッコ」を作る場合にはこの道化師までもみんないっしょに太鼓とラッパの音の中へたたき込んでしまったものと思われる...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...モロッコ革の小箱が空のまま鏡台の上に放置されていた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...スペインのモロッコ戦争およびその他の小事をもってせばこの僅々五十年間に戦死したる者けだし三百万人に下らざるなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...黒いモロッコ皮の表紙をつけた一冊の手帳が薄命(ファタール)なようすで机の上に載っている...
久生十蘭 「黒い手帳」
...二人の男がモロッコ椅子に寝そべりながら汚い煙管(キセル)で煙草(たばこ)をふかしている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の土壌」
...子供が赤くて四角いモロッコ小箱を取り出すと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...フェズ〔モロッコの旧都〕の王ムレイ・メレクは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...帰国後はアフリカに地位を得ようとしてモロッコに出征したりなどしたが...
和辻哲郎 「鎖国」
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