...気圧の低くなった硝子鐘(ガラスがね)のなかに棲息(せいそく)するモルモットの能力について...
海野十三 「恐しき通夜」
...私ははなはだ僣越ながら自家の製品を日本一というモットーを掲げているが...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...モットウとして、経験ある隣人の皿を白眼(にら)んでそれにならうこと...
谷譲次 「踊る地平線」
...三日前の夜にその主人が話しに来たとき自分も二十余年前の父の真似をして有り合せのベルモットか何かを飲ませたら...
寺田寅彦 「海水浴」
...どこかの官辺と官辺寄生者との事務上のモットーのようなものでしかなかった...
戸坂潤 「思想動員論」
...悪事はすれど非道はせずというのをモットーに...
野村胡堂 「江戸の昔を偲ぶ」
...見事にヴェルモットの杯(さかずき)を重ねました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...ウイスキーのセットとベルモットのビンが置いてありますが...
野村胡堂 「流行作家の死」
...司令長官はウ※ルモット...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...動物は、猿、山羊、モルモット、白ねずみ、兎――特殊なものとしては、鼠癩に患(かか)つた白ねずみが、三匹、特別の箱に這入つてゐた...
北條民雄 「間木老人」
...モルモットの眼は...
北條民雄 「間木老人」
...思わず落した大粒な涙をモルモットの肚に転がし乍ら...
細井和喜蔵 「モルモット」
...」といふパスカルの句が進歩の思想のモットーとして引かれるのも...
三木清 「歴史哲學」
...答 近代では「個性の実現」ということが各人の生活のモットーであった...
柳宗悦 「工藝の道」
...口をへの字なりにして頬の肉をタルましたりしている顔付きのモットモらしいこと……妾だって往来のまん中でウルフを見つける事は出来ないだろうと思った...
夢野久作 「ココナットの実」
...白鷹氏は彼女の事に就いてモットモット詳しく知っているらしい口吻(くちぶり)であったのに……もう一度白鷹氏と会えるかどうか...
夢野久作 「少女地獄」
...こうした暗示と心理遺伝の関係をモット深く...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...……が……しかし吾輩の眼から見るとそこにモットモット意味深長な...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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