...さしも豪華を誇っていたモダーン銀座の高層建築物は...
海野十三 「空襲葬送曲」
...このウルトラモダーンな現代女性の横行する銀座で見ると...
寺田寅彦 「試験管」
...モダーンな日記帳にはその年の干支(かんし)など省略してあるのもあるくらいである...
寺田寅彦 「自由画稿」
...現在わが国に存在している所謂ユーモア文学――有閑サラリーマン文学(佐々木邦其の他)・高踏的人情文学(井伏鱒二其の他)・モダーンライフ文学(中村正常其の他)等――などでは充分に表わされないような...
戸坂潤 「思想としての文学」
...モダーンなモダーニズムに数えていたようだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...この深刻派がモダーン文学意識となって了ったのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...モダーン生活や小市民生活に対しては極めて同情能力の乏しい人のようであるが...
戸坂潤 「社会時評」
...和辻哲郎のモダーン哲学も本質に於て...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...無論一つのモダーンな哲学方法を用いる...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...モダーンな皮肉も云ってみたくなろうというものだ...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...どうやら洋装をさせても似合いそうなモダーンらしい顔立にも見られる...
永井荷風 「ひかげの花」
...自意識の強いモダーンな所から来たのかと云うのですか...
「予の描かんと欲する作品」
...モダーンという言葉の流行は...
長谷川時雨 「明治大正美女追憶」
...私から享楽派の悪影響を享けて半年前とは全く見違へる程の野蛮なモダーンガールになつてしまつたといふ専らの噂だつた...
牧野信一 「競馬の日」
...モダーンと云ふ言葉は当時未だ海の彼方から将来されてゐなかつた...
正岡容 「旧東京と蝙蝠」
...元町のモダーン寺の近所と聞く...
吉川英治 「随筆 新平家」
...そこにはまだ取入れられていない色華やかなモダーンな海水着が...
蘭郁二郎 「鱗粉」
...そのモダーンな女とは...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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