...その実ムッソリーニやダンヌンチォの旗下に属してゐる男で...
阿部次郎 「帰来」
...ムッソリーニ(及びその哲学的腹心であるジェンチーレ・ロッコ・故パレート等)の哲学もあれば...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...ファッショ的独裁者と云われるムッソリーニやヒトラーさえ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...ソレルの暴力理論・プロレタリア革命理論とムッソリーニ其の他の政治的実践・理論・との連続と背反...
戸坂潤 「読書法」
...「党主」ムッソリーニや「指導者」ヒトラーという原理(!)が夫れだ(一般にファッショ哲学では固有名詞が自称原理になり得る...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...人民はムッソリーニを深く憎んだ...
蜷川新 「天皇」
...シチリアでもムッソリーニに対する信頼は行き亘ってるものと見える...
野上豊一郎 「エトナ」
...エトナの北寄の新らしい噴火口のある二つの山にはモンティ・ムッソリーニ...
野上豊一郎 「エトナ」
...さうして、それ等のものが車の動搖と同じリズムでいつまでも目の前で搖れ動いてゐた、さうして、その搖れ動きの中にしばしばまざり合つて出て來るものは、ヒトラー、スターリン、ムッソリーニ、チェインバレン、ダラディエなどの影像だつた...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...ヒットラーやムッソリーニや...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...大亜細亜主義の大旆(たいはい)でも振りかざして政府を泣かせることを職業とするムッソリーニ式英雄を思い出すが...
平林初之輔 「黒岩涙香のこと」
...だがムッソリーニが事を始めた家というパオロ・ダ・カンノービオがあって...
三浦環 「お蝶夫人」
...ファッショ紀元十五年度のムッソリーニ賞杯獲得映画である...
宮本百合子 「イタリー芸術に在る一つの問題」
...ムッソリーニは権力の確保のためにも資源リビヤへの大なる熱中を示している...
宮本百合子 「イタリー芸術に在る一つの問題」
...ムッソリーニ賞が与えられたということの社会的背景がこれらの事情によってやや理解されるのである...
宮本百合子 「イタリー芸術に在る一つの問題」
...それは不可能であり且つ万一幾分かの芸術的可能はあったとしてもムッソリーニ賞は恐らく貰えなかったかも知れない...
宮本百合子 「イタリー芸術に在る一つの問題」
...だってあの頃ヒヨヒヨしていたムッソリーニが今日は三巨頭の一人なのですものね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ムッソリーニはかつて...
矢部貞治 「政治学入門」
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