...それから自分がベッドカバーとして使っているペパーミントの葉を取って来て...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「おやゆび姫」
...こっちのペパミントがいい...
海野十三 「毒瓦斯発明官」
...ウィスキーであろうとペパミントであろうと……」「そうか...
海野十三 「毒瓦斯発明官」
...ワーミントンへ着けばいいのです...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...私が日本酒を飲むようになったのは、高等学校時代からであったが、どうも日本酒はからくて臭くて、小さい盃でチビチビ飲むのにさえ大いなる難儀を覚え、キュラソオ、ペパミント、ポオトワインなどのグラスを気取った手つきで口もとへ持って行って、少しくなめるという種族の男で、そうして日本酒のお銚子(ちょうし)を並べて騒いでいる生徒たちに、嫌悪(けんお)と侮蔑(ぶべつ)と恐怖を感じていたものであった...
太宰治 「酒の追憶」
...ペパアミントなどを湛えた小さな湯槽が三つ四つあって...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...ペハ(マヽ)アミントをよばれる...
種田山頭火 「其中日記」
...端の所にあるミントの印がフランス共和国の法律で制定された印のように見える...
R.W. チェンバース R.W. Chambers The Creative CAT 訳 「四風の街」
...アメリカ図書館協会のもつファーミントン・プランのごとき...
中井正一 「図書館の未来像」
...今朝ヨリ暫時ノ旅行ヲ試ミントス...
中里介山 「大菩薩峠」
...銃はレミントンを使うのだとか...
中島敦 「虎狩」
...その村は高台になっていて、南西にはオクスフォードが近く、北西はバンベリを経てウォリク、レミントン、或いはバーミンガムへの通路があり、交通の要路であったが、鉄道が開通してから淋しく取り残された土地と見えて、今まで見たどの村よりも古風な趣があり、まばらに並んでる家々は、多くは灰白色の石で畳み上げられて、或いは白堊で塗りつぶされたりしてるのが、いかにも古びに古びて、背景の美しい自然とよく調和していた...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...ペパアミントを飲んで...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...ちらりと彼の脳裡(のうり)に映ったのは石狩役所で見たレミントン銃であった...
本庄陸男 「石狩川」
...只レミントンのタイプライターと電話器とこのガソリンランプが一台残っているばかりです」私は地下室へ這入って見る気も出なかった...
夢野久作 「暗黒公使」
...屍体の左手にシッカリと握っていたレミントンの二連銃の中に...
夢野久作 「復讐」
...「実松氏はその幻影と闘うべくレミントンの火蓋を切られたのです...
夢野久作 「復讐」
...男の注(つ)いだペパミント男の手から飲まうもの...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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