...二時ごろミラノ着...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...唯一の会長者たるミラノ人――料理の盆を運ぶのに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ミラノやフィレンツェにお寄りになりましたか...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...まずミラノに出たので...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...ムッソリニが愛人のペタッキ夫人といっしょにミラノで殺され...
久生十蘭 「だいこん」
...五月、羅馬を逃れるやうに去つたリルケは、アシジ、ピサ、ミラノ、デュセルドルフ等に短い滯在をしつつ、六月、スウエデンの片田舍なるボルゲビィ・ガアルといふ小さな町に著いて、其處のラルソン孃の許に寄寓した...
堀辰雄 「或外國の公園で」
...何しろ日本の旋律が編込んである音楽が保守的なミラノの人達の耳に馴染まなかったことも手伝って...
三浦環 「お蝶夫人」
...私はミラノのスカラ座には一度も出ませんでした...
三浦環 「お蝶夫人」
...わざわざミラノまで出掛けると旅費やなにやかやで...
三浦環 「お蝶夫人」
...ミラノから汽車でヨーロッパを通り...
三浦環 「お蝶夫人」
...あの第十世ミラノ公ルドヴィコ・スフォルツァが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...水の枯れた堀を廻らせ、城壁高く、中には王公か囚人がいたにちがいないと想像させる煉瓦の城――私は沢山の城を見て来たが、このミラノ城は、最もおとぎ話の城に似ていて立派である...
横光利一 「欧洲紀行」
...マリネッティイ氏はミラノで機関雑誌「ポエジア」を出して居るが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...(下略)ミラノ僕は往復二ヶ月間の割引二等乗車券を買つて伊太利行(イタリイゆき)の汽車に乗つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...一等室に乗つて居る二人に書生旅行の僕が附合へ相(さう)に無いから其(その)親切を謝して僕はミラノへ降りた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...友人二人とミラノへ着いた晩春の或日...
吉江喬松 「山岳美觀」
...ミラノなどは海に沿っていないが...
和辻哲郎 「鎖国」
...中でも強力なのは、ヴェネチア、フィレンツェ、ミラノ、ローマ、ナポリの五国であった...
和辻哲郎 「鎖国」
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