...オミキ! 昨夜の残りの焼酎一杯!今日からまた行乞の旅へ出る...
種田山頭火 「行乞記」
...蚊と蝿とカミキリ虫とは...
豊島与志雄 「美醜」
...「君(キミ)」「雪(ユキ)」「御酒(ミキ)」「杯(ツキ)」「沖(オキ)」「切(キ)る」「垣(カキ)」「崎(サキ)」「翁(オキナ)」「昨日(キノフ)」「清(キヨ)」「常盤(トキハ)」「明(アキラメ)」「幸(サキハヒ)」「杜若(カキツハタ)」「行き」「蒔(マ)き」「分き」「吹き」「着(キ)」「来(キ)」などの「き」には「岐」「支」の類の文字を用い...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...ミキサーに引いてあるゴムホースの水で...
葉山嘉樹 「セメント樽の中の手紙」
...よろしくご諒察ねがうよ」「声ぐらい聞えなかったのでしょうか」「混凝土混合機(コンクリート・ミキサー)ってのは...
久生十蘭 「ノア」
...善助、イワ、長兄倉助、その嫁ミキ、その子の三歳になる松男、弟牛三(ぎゅうぞう)、それに、マンの七人...
火野葦平 「花と龍」
...村の連中が腹の皮をよるやうな冗談や駄洒落を連発するミキータも坐つてゐることだらう...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...銀色の鐙兜をつけたスパルタのナイトのやうに颯爽たるカミキリムシや...
牧野信一 「魚籃坂にて」
...「あたいだつてカミキリをとつたぞ...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...九日はなお前日に続いて登山の用意をすることになった、一体はこの日早朝から山に向って踏み出すべきはずであったが、天気模様が悪いので、今一日滞在して充分に用意をしたら宜(よ)かろうということで、結局雨のために一日滞在することになった、午後になって雨は漸(ようや)く止(や)んで五時頃から晴天となったので、未だ暮れるには間があるからといって、一同は燈台のある岡の近辺に採集を試みた、この岡は昨日採集した方面とは全く反対であるが、自生している植物の種類は、センダイハギ、ハチジョウナ、イヌゴマ、ハマニンニク、エゾノヒナノウスツボ、ハマエンドウ、アキカラマツ、ノゲシ、ハマハコベ、イチゴツナギ、ホソバノハマアカザ、ナミキソウ、オオバコ、オトギリソウ、ヤマハハコ、アキタブキ、ハマベンケイ、カセンソウ、イヌタデ、イブキジャコウソウ、エゾオオバコ、オチツボスミレ、シオツメクサ、エゾイヌナズナなどであったが、その外にノボロギクがこの辺にも輸入されているのを見た...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...その近処に隠棲せるヴァルミキ仙人来って仔細を聞き...
南方熊楠 「十二支考」
...処へ二児の養育者ヴァルミキ仙来って...
南方熊楠 「十二支考」
...原来『ラーマーヤナ』は上に述べた私陀の二子を養育した仙人ヴァルミキの本作といわれ...
南方熊楠 「十二支考」
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宮澤賢治 「〔雨ニモマケズ〕」
...もうちゃんとアマミキョ・シネリキュを男女二人とし...
柳田国男 「海上の道」
...今まで汎(ひろ)く行われていたアマミヤ・アマミキュの概念を覆えすには足りなかったのは...
柳田国男 「海上の道」
...島ではオミキヲ入レルと稱して壻方の友人又は先輩が...
柳田國男 「瀬戸内海の島々」
...その助手の一人で語学の達者なミキ・ミキオという青年が...
夢野久作 「暗黒公使」
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