...襖画を描くというはヘマムシ入道(にゅうどう)や「へへののもへじ」の凸坊(でこぼう)の自由画でなかった事は想像される...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...秋にはマムシが殊に多い...
高村光太郎 「山の秋」
...マムシとは甚だ親しい...
高村光太郎 「山の秋」
...マムシは家族づれでいつもきまった巣に住んでいるらしく...
高村光太郎 「山の秋」
...それでわたくしは一度もマムシの難にかからなかった...
高村光太郎 「山の秋」
...中にはマムシ取りの名人がいて...
高村光太郎 「山の秋」
...マムシの生きたのを町に持ってゆけば一匹幾百円かで売れるという...
高村光太郎 「山の秋」
...花巻駅の駅前広場にはいつでもマムシの黒焼を屋台で売っている...
高村光太郎 「山の秋」
...マムシの照り焼です...
太宰治 「母」
...しかし上方の国で神のとがめる悪行をした者は、男でも女でも死んでもこの下方の国で暮らすことができず、罰せられる場所へやられて罰せられ、ある者はカエル、ある者はマムシ、ある者はトカゲ、ある者は何か悪い鳥にされて、ふたたび上方の国へ出されるのだ...
知里真志保 「あの世の入口」
...私は皆と同じように払った分だけここにいます」彼女は下宿人達にマムシのような眼差しを投げつけながら言った...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...オバタマムシなんていふ憎悪にドス黒いやつもゐる...
牧野信一 「冬日抄」
...二三日前にもタマムシを六個...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...榎にタマムシが飛ぶ真昼時だつた...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...」「タマムシを三つ持つて来た...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...足の指などマムシになるほど力をこめて札を打つ...
三好十郎 「冒した者」
......
三好十郎 「捨吉」
...落ち葉の下にマムシが冬眠(とうみん)していないかどうか...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
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