...彼の自我狂(エゴマニヤ)が何であらう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...宝石狂(マニヤ)的なものが潜(ひそ)んでいるのかも知れぬ」オーゲの寄せてきた聞き込みを要約すれば...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...酒はどうしてもやめられないから飲む、飲めば飲みすぎる、そして酒乱になる、だらしなくなる、一種のマニヤだ、つつしまなければならないなどと考へてゐるうちに、ぐつすりとねむつた...
種田山頭火 「其中日記」
...『セルビア』と『オーストリヤ』の中にある『ルーマニヤ』と『ブルガリヤ』を『セルビヤ』と『オーストリヤ』がほしがつて居た...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...そのうちに『オーストリヤ』の皇太子殿下とそのおくさんが『ルーマニヤ』を見物にきた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...そこで『セルビヤ』の一人の青年が『ルーマニヤ』に行つて『オーストリヤ』の皇太子殿下とおくさんを『ピストル』でうつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...北方ゲルマニヤに恐ろしい邪教が現われた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
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仁科芳雄 「國際學術會議への旅」
...水蔭氏の相撲マニヤは...
野村胡堂 「胡堂百話」
...コレクション・マニヤなどに...
野村胡堂 「胡堂百話」
...家を焼かれ、居住を拒まれだんだん衰弱してゆく子供たち、……ギリシヤに、ポーランドに、ルーマニヤに、……そんなイメージがきれぎれに僕に浮ぶ...
原民喜 「火の子供」
...ひどいディプソマニヤになってね」「なんだい...
久生十蘭 「蝶の絵」
...アムンゼンがタスマニヤ島のホバート港でデイリイ・クロニクルの記者に語って居り...
久生十蘭 「南極記」
...間もなくタスマニヤ島へ引揚げ...
久生十蘭 「南極記」
...「この国で、いったい、何が始まってるんです」廿日鼠は、すばやい眼差しで、ぐるりとロビイの中を見廻してから、ルーマニヤ語で、囁くように答えた...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...御存じですかい? ルーマニヤを通る時は...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...ルマニヤの俗伝にいわく昔犬頭痛甚だしくほとんど狂せんとし...
南方熊楠 「十二支考」
...近ごろの石造美術マニヤときては...
吉川英治 「随筆 新平家」
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